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2014/05/03 15:51
モー娘。エース・鞘師「道重さんの言葉を信じてもっと学びたい!」
6月から上演されるミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』の製作発表会見が、2日、都内で行われ、出演するモーニング娘。'14の選抜メンバーが参加した。会見では、先日サプライズで発表された、リーダー・道重さゆみのモー娘。卒業の話題にも及んだが、エース・鞘師里保が「道重さんの卒業までのこれから半年くらい、たくさんのことを学びたいです」と語るなど、それぞれの思いを披露した。
ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』は、吸血種の少女たちが療養する施設を舞台に、リリー(鞘師)が友人の失踪の謎を追う、少女ヴァンパイアたちによる“幻想的ゴシックミュージカル”だ。舞台に向けて「歌とミュージカルは表現方法は似ているところがある。歌やダンスで学んだことをこの舞台で活かせるようにしたいです。また演技で学んだことが、モーニング娘。'14の活動に活きてくるかもしれません」(鞘師)、「私は特にダンスで魅せたい。モーニング娘。'14のダンスにはない表現の仕方ができればと思います」(石田亜佑美)など、それぞれに意気込みを語った。
ヴァンパイアが題材の舞台ということで「噛みつくほうと、噛まれるほう、どっちがいい?」という質問が。石田は「噛むほうがいい。ヴァンパイアは噛んだ相手を自分の思い通りにできるそうなので」と話すと、「私は噛まれるほうがいい」というのは鞘師。「たとえば亜佑美ちゃんに噛まれて、言いなりになりたい(笑)。私は見た目から『気が強そう』と言われるのですが、実はかまってもらうことが好きなんです」と話し、笑いを誘った。
今週、リーダー・道重がサプライズでモー娘。からの卒業を発表した直後ということもあり、会見ではその話題も。現在のモー娘。のエースと呼ばれる鞘師は「道重さんはなくてはならない存在と思って活動してきました。卒業は、発表の前日に突然メンバーに伝えられて、最初ドッキリかと……。道重さんがいなくなるという状況は考えられなくて、悲しくなって涙が出ました。『後輩が頼もしくなった』とおっしゃってくださってるので、その言葉を信じて、でも私たちに足りない部分はたくさんあるので、これから半年くらいたくさん学んで、力にしたいです」と語った。
またサブリーダーの譜久村 聖は「『後輩が頼もしくなった』という言葉に甘えず頑張っていきたい。卒業までが思ったより早く、動揺していて、あまり考えたくないですが、道重さんの卒業までは私たちがもっともっと成長できる期間だと思うので、一日一日むだにせず頑張っていきたいと思います」と誓った。現在のところ、もっとも新しいメンバーの小田さくらは「道重さんは、今も、同じグループにいても雲の上の存在。これから道重さんの”モーニング娘。のため”という心をもっと学んでいきたいです」、最年少の工藤 遥は「今、12期メンバーのオーディションをやっているのですが、新しく入るメンバーと道重さんが入れ違いになるかもしれない。そうなったら、“モーニング娘。への愛”やお仕事のことを、私が新メンバーに伝えていけるようになりたいので、道重さんからもっといろんなことを学びたいです」と、それぞれの強い思いを語った。
気になる次期リーダーについて鞘師は「今までの流れだと、リーダーは加入順、年齢順なので、フクちゃん(譜久村)かなと思っています」と予測。「私は加入した時に『リーダーになりたい』と話していましたが、そんなに軽々しく言えるものじゃないとわかりました」。近い場所で、リーダー・道重の頑張りに触れて、その責務の重さを痛感したという。最有力と目される譜久村は「私たちの世代でモーニング娘。を終わらせるわけにはいかない。頑張ります!」と強い意欲を見せた。「モーニング娘。'14は可愛いだけではなく、カッコいいのに加え、中毒性のあるグループ。“ウォウウォウ、イェイイェイ”という感じで、なんか楽しく、ハマっちゃうグループだと思います」。そのモー娘。の強みをさらに伸ばしていきたいという。
ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』は東京・池袋サンシャイン劇場で6月5日〜15日、大阪・森ノ宮ピロティホールで6月20日、21日に上演される。出演は会見参加メンバーのほか、スマイレージ、ハロプロ研修生の田辺奈菜美、加賀 楓、佐々木莉佳子ほか。