玉木 宏&石原さとみで送る新時代劇 映画『幕末高校生』完成披露会見 | ニュース | Deview-デビュー

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2014/03/07 18:51

デビュー

玉木 宏&石原さとみで送る新時代劇 映画『幕末高校生』完成披露会見

映画『幕末高校生』完成報告会見(左から李 闘士男監督、柄本時生、玉木 宏、石原さとみ、千葉雄大)。(C)De-View
映画『幕末高校生』完成報告会見(左から李 闘士男監督、柄本時生、玉木 宏、石原さとみ、千葉雄大)。(C)De-View

 今夏に公開される映画『幕末高校生』の完成報告会見が行われ、玉木 宏、石原さとみら豪華キャストが集結。クランクアップから1年経っての久しぶりの集合にも、和気あいあいと仲の良い雰囲気に包まれた。

 すでに昨年6月に撮影は終わり、この度完成を迎えた映画『幕末高校生』。高校教師とその生徒が激動の時代にタイムスリップしてしまい、幕末の英傑・勝海舟と出会い成長していく“タイムトラブル”を描いた歴史エンタテインメント作品。幕末と現代を巻き込んだ壮大な時代劇!?と思いきや、随所に散りばめられた時代のギャップが生み出すコメディの要素もふんだんに盛り込んだ新時代劇となっている。

ADの後にコンテンツが続きます

 メガホンを取った李 闘士男監督は「140年くらい遡る話なんですが、今の人とその時代の人たちが、本当にそこまで違うのかと。幕末といえど、社会環境は違ってもそこにいる人は今の人と変わらないものがあるのではないか、ということを自分の中では想いながら撮りました」と本作への想いを語った。

 劇中衣装と同じ勝海舟の姿で登場した玉木は「この作品での勝海舟は、すごく人間らしくて。弱い一面や、頼りになるのかという一面も見られ、新しい勝海舟像を打ち出すことができた」と自信。熱意が空回りしがちで生徒からの信頼も薄い高校教師役の石原は「時代劇の本場の京都太秦で、現代服でヒールで走り回れるのは初めての経験で。すごく楽しかったです!」と笑顔で語り「監督がこの作品に入る前に『これはコメディじゃない』って言っていたんですが、出来上がりを観たら『ザ・コメディ』だなって。わかりやすくナチュラルに面白いエンターテイメント作品と感じました」と感想を述べた。

ADの後にコンテンツが続きます

 そんなふたりは今回が初共演。お互い共演してみて玉木は「すごく瞬発力がある方だと思うので、こっちがしたことに対してすぐいろんな反応を見せてくれる女優さん」と絶賛。石原は「私との共演シーンはもちろん、私が関わっていないキャストのみなさんとのシーンも顔が全然違くて。改めて完成した作品を観て、玉木さんはホントにいろんな顔をお持ちなんだと思いました」と振り返った。

 すでに完成した本作を観ているキャスト陣。MCから感想を聞かれた高校生役を演じた柄本時生は「本当に申し訳ないんですがまだ僕観てなくて。すいません!」と正直に告白。「でも台本は読んでいるんで、固くはない感じですよね。すごい真面目な、とてもしっかり……」と頑張るも途中言葉に詰まり、玉木から「宣伝にならないから、次いこう!」とフォローが入り恐縮しきりの様子だった。

 柄本と同じく高校生役の千葉雄大は「教科書で読んでいた人は『もしかたらこんな人たちだったのかな』って、すごい具体的に感じられると思う。僕の役はあまり群れない飄々とした役でしたが、最後に向けての一致団結感はすごく熱くなれて、夏休みに向けてお友達ご家族、幅広い方に観ていただけるのかなと思います」と挨拶し、石原から「(柄本くん)千葉君を見習って〜!」とチクリ。再び恐縮する柄本だった。

 さらに撮影中のエピソードについても「時生くんが、何度も台本を失くしたことがあって。そして、人のせいにするっていう(玉木)」、「違うんですよ! さとみさんのマネージャーさんが間違って持って行っちゃったんです(柄本)」と暴露。「置いた場所が悪いんだよ。自分で管理しなきゃいけないのに(玉木)」、「はい……。それと、衣装部屋に置いてったりも何回か(柄本)」、「でも彼のおかげで明るく楽しい現場になりました(玉木)」とフォローを入れつつも、この日は終始、柄本がイジられムード。

 一方『変えたい過去』についての質問をされた石原は「え〜〜。……何かありますか? 千葉君」、「え〜!?(千葉)」と急なふりにビックリする様子を横目に石原は「ふっちゃった(笑)」と笑顔。「ひどい!(千葉)」とこちらはホワホワとしたやりとりもあり、撮影時の和気あいあいとした雰囲気が会見からも伝わってきた。

 ちなみに、千葉の撮影時のエピソードでは「監督が良いと思う芝居をすると、乳首をつねってくれるんです」と衝撃事実を告白。「ちょっと大丈夫なの、それ(玉木)」、「監督〜〜!ちょっと〜〜! (石原)」と監督を糾弾。「ここで言うなよ」と怒る監督に千葉は「でもほかどこで言ったらいいかわかんないから」とサックリ。「若い役者さんには言葉で褒めるよりも、これをすれば頑張るんじゃないかって思うことを」と言い訳するという、スタッフとの関係も良好(?)だったようだ。

 そんなにぎやかで楽しく撮影ができた本作。玉木は「歴史を知らない若いコが観てもすごく理解しやすいものになっているんじゃないかなと。若い人にも見てもらいたい作品です」とアピール。石原も「柄本くん演じる高瀬君が歴史を全然知らない設定で、それを私が教えるシーンもあるので、若い方が見てもとてもわかりやすい作品」と語った通り、新しい時代劇として老若男女、男女楽しめる作品に仕上がった。

 映画『幕末高校生』は7月26日より全国ロードショー。

関連写真

  • 映画『幕末高校生』完成報告会見(左から李 闘士男監督、柄本時生、玉木 宏、石原さとみ、千葉雄大)。(C)De-View

  • 演じた勝海舟の衣装で登場した玉木。(C)De-View

  • 高校の教師役を務めた石原。(C)De-View

  • この日は終始イジられ役となった柄本。(C)De-View

  • 石原が本当の先生ならテスト答案の裏に手紙を書くと話した千葉。(C)De-View

  • コメディ要素もふんだんな新時代劇を監督した。(C)De-View

  • 初共演のふたり、互いの印象は?(C)De-View

  • 現場同様に会見も笑いの絶えない明るい空気。(C)De-View

  • 千葉と監督の衝撃関係に驚く玉木と石原。(C)De-View

  
📢

求人特集

Pick up

📢

求人特集

オススメ