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2014/02/07 23:21
THE ポッシボー、吉川友、アップアップガールズ(仮)のエッグ同期が『チーム負けん気(仮)』結成
THE ポッシボー、吉川友、アップアップガールズ(仮)の3組が6日、新宿BLAZEにて対バンライブ『THE ポッシボーVS吉川友VSアップアップガールズ(仮)〜吉川友とポッシポッシガールズ(仮)』を開催した。
昨年11月、THE ポッシボーの単独ライブに、アップアップガールズ(仮)と吉川友が乗り込み、「誰が上か勝負しようじゃないか!」(佐保明梨)と果たし状を叩きつけたことで実現した、元ハロプロエッグの同期対決。そんな3組の対バンは、オープニングからお互いをけん制しあう戦闘モードに。セクシーな衣装の吉川が「ワガママBODY」を誇れば、THE ポッシボーのはしもんこと橋本愛奈が「爆弾BODY」、アップアップガールズ(仮)のみーここと仙石みなみが「マシュマロBODY」で対抗(?)。一歩も譲らない舌戦が繰り広げられた。
イメージカラーが黄色の吉川、佐保、そしてTHE ポッシボーの後藤夕貴による「じゃんけん対決」で、出演順は吉川、アプガ、ポッシの順に決定した。「グループアイドルの中の唯一のソロとして、現代版ジャンヌダルクのように先陣を切って、皆を引っ張っていきたい」と、一曲めの『ここから始まるんだ!』から一気に会場の温度を上げる吉川。
「今年の目標が原点回帰なので、デビューしたころよりもいろんな意味で『わがまま』に、中身はもちろんのこと、体型も成長しているというところも見てもらいたい。アプガのファン、ポッシのファンの心に大きなダメージを与える、一生立ちあがれないぐらいのアッパーカットを食らわせてやろうと思って」と、新曲の『URAHARA テンプテーション』を含む6曲を披露。「対バンで久々にライバル心が芽生えた」という吉川は「まずは『吉川友(かり)』として、(かり)は(かり)でもハンティングの(狩)のほうね。今日はたくさん『友フレ』を作っていきたいと思っています」と宣言。終わった後で「吉川友(狩)にどれだけ採取された方がいるか楽しみ」と不敵に笑った。
2番手に登場したアップアップガールズ(仮)は「“新宿BLITZ”にお集まりの皆さんこんばんはー!」という仙石みなみの「マジボケ」から始まって、次々と熱い全力パフォーマンスを披露。「今日は13人って大人数。12人がすごいオーラを放っているから、負けたくないの!!」(新井愛瞳)、「ワガママBODYって言ってたけど、アプガの身体から出る汗もいいんだぞ! 飛び散る汗を見るんだみんな!」「ムキムキの脚もありますし!」と対抗心をむき出しにしての暑いステージを展開。最後には中野サンプラザへの思いをこめて、『あの坂の上まで、』まで、全6曲を駆け抜けた。
大トリを務めたのはTHE ポッシボー。1曲目に『全力バンザーイ!My Glory!』をかますと「さっきの『バンザイ』を見たら、みんな疲れてるでしょ? まだいける? みんな欲しがりだなあ〜」と岡田ロビン翔子。ロビンの煽りは定番となっているが、「あやのん(佐藤綾乃)が私のこと“ライバル”って言ってくれてるじゃないですか? それ以来ライブで見ても、あやのんの煽りが心に響いちゃって、恋している気分(笑)」と互いのライブはやっぱり気になる様子。あっきゃんこと秋山ゆりかは「アプガは中野が決まって勢いがあるし、きっかは凄いキャラクターで、誰も止められないけどクセになる。ポッシボーもその勢いに便乗させていいただきたい(笑)」とライバルたちとの共闘を歓迎。3月26日リリースの『勇気スーパーボール!』を含む6曲を貫禄のパフォーマンスで見せ付けた。
各組のライブが終わった後は、対バンならではのお楽しみ「コラボコーナー」へ。THE ポッシボーの『Nasty』(橋本・ロビン・諸塚香奈実/関根梓・佐藤)、吉川友の『ダーリンとマドンナ』(ロビン・佐保・吉川)、アプガの『サイリウム』(秋山・後藤/古川小夏・森咲樹・仙石・新井・関根/吉川)の3曲でレアなコラボが実現した。ロビンは「私、感動したのが、『Nasty』をあやのん(佐藤)とせっきー(関根)とでやったんですけど、教える時間がちゃんとあったのに、教えようと思ったら二人とももう覚えてて。プロは違うなと」と裏話を披露。しかし「振り付けで(フトモモを)触らなきゃいけないんだけど、あやのんが遠慮してるから、“あやのん、触って!”って(笑)」と明かすとファンも沸き立った。
コラボ曲は対バンツアーでさらに増えるという嬉しい報告も。古川は「一体感が出てきて楽しかったから、もっともっと上に行けるんじゃないかと思った」と興奮気味で、ロビンも「3組を盛り上げていく上で、このプロジェクトの名前も欲しくない?」と提案。佐藤が「チーム負けん気!」と意気込んで言うも会場からは「えー!?」の嵐。「脱線プロジェクト」(古川)、「下剋上」(仙石)と次々にアイデアは出るものの、どれも「あんまかわいくないよね?」(ロビン)。さらに後藤が「ちょっと可愛い感じで“たまごクラブ”」と茶化し、「もっと進化したくない? (ハロプロ)エッグからやってるわけだからさ」(吉川)と収拾がつかない。
最終的には吉川の「あやのんの良くない?」という気まぐれな発言で「チーム負けん気」が再浮上。佐藤が「私たち戦うものがいっぱいあるじゃん! ハロー!プロジェクトとか、AKB48さんとか! そんで、私たちはまだ小さいけど、負けん気で大きくなれるんじゃないかと思うの。だから『チーム負けん気』にしたの!」と力説すると、「とりあえず今日は『チーム負けん気(仮)』ということで」という決着に。
3組の総称が決まった(?)ところで、「なんと、13人の新曲ができちゃいました!」と発表されるとファンは歓喜。佐保の「みんなで上を目指して、まだまだ私たちは上に行けるんだぞって気持ちがこもっている、ホントにこの3組にぴったりの曲です」という曲フリに続いて『無限、Fly High!!』をパフォーマンス。今後、大阪(8日・梅田シャングリラ)、名古屋(23日・伏見JUMMN)、仙台(3月8日/仙台darwin)と続くツアーの中で、『チーム負けん気(仮)』がどこまで高く上っていくのか、期待せずにいられない。