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2014/02/03 23:41
『AKB観光大使』で市川美織&木下百花が古都奈良市をPR「奈良の鹿になりたいの〜!」
市川美織(AKB48チームB・NMB48チームN兼任)と木下百花(NMB48チームM)が、AKB48の観光バラエティ『AKB観光大使』に登場、「一日観光大使」として奈良市をPRする。
『AKB観光大使』は、AKB48を中心とする48グループメンバーやその研究生たちが二人一組で「一日観光大使メンバー」となり、一日という制限時間内でその土地の人たちと触れ合い、様々な経験をし、与えられたミッションを解きながら経験値をアップさせ、AKBメンバーとして一回り成長し、全国各地の人たちをハッピーにしていく番組。
市川と木下が向かうのは、豊かな自然と古い町並みが残る奈良市。修学旅行でお馴染みの街でも、2人は台本も行く先も知らされていない。しかし「鹿しか知らないので、奈良の歴史を知って、まずは楽しんで街の良さを伝えたい!」(市川)「歴史ある建造物など魅力を伝えたい。でも楽しめたらいいや!」(木下)と意欲的。普段から仲の良い2人は、朝から漫才コンビのような掛け合い。ド天然のみおりんにつかさずツッコミをいれるきのした。きのしたのツッコミにみおりんが3mほど飛ばされる場面も。
まず最初に奈良市の仲川げん市長にご挨拶。市長から「奈良市は1300年の歴史のある古い街。いろんなもののルーツを辿って、たくさんの魅力を全国に発信してください」と使命を受けた2人。謎の古文書を受け取り、観光ポイント調査に街中へ飛び出した。
最初のポイントは、歴史的文化遺産と若草山などの大自然あふれる奈良公園。奈良公園と言えば、「鹿」ということで“鹿寄せ”を体験。“鹿寄せ”とは、ナチュラルホルンで鹿を呼び寄せるというもの。係員がナチュラルホルンを鳴らすと、あちらこちらから鹿が2人を一瞬にして囲んだ。はじめは怖がっていた市川も「奈良の鹿になりたいの〜」と言うほどに。それを聞いた木下はただ茫然とし、関西仕込みのツッコミも出ず。
次のポイントは世界遺産としてもおなじみの東大寺。世界最大の木造建築物・大仏殿の中の大仏の迫力に、木下も思わず「大仏様になにもかも見られてる感じがする〜」と圧倒される。大仏殿の内部、奈良の大仏に向かって右の柱には四角い穴が空いているが、これは奈良の大仏の鼻の穴と同じ大きさで、この穴をくぐると無病息災のご利益があると言われている。市川は「鹿になれますように〜」、木下は「健康になれますように〜」と願い込めて潜り抜けた。
もうひとつ、東大寺とは別の大きな寺で無病息災の儀式があると聞き、向かったのは西大寺。ここでは大きな茶碗に入ったお茶を回し飲みする『大茶盛』という行事が行われている。和尚さんに大きな茶碗に大きな茶筅でお茶をたててもらい「大茶盛」を疑似体験。800年前の昔からある行事で参拝者へのお礼の行事だという。木下は「とてもユーモアのある和尚さんで冗談かと思ったけど、歴史ある行事で歴史の深さをまた知った」と独特の感想を述べ、市川は「和尚さん、私はレモンになりたいんです。次に会うときは紅茶の上で会いましょう。」と、独自のワールドを展開した。
最後に訪れたポイントは、創業およそ380年の伝統を誇り、筆の持つ文化を継承する筆専門メーカー「あかしや」を訪問。ここでは、筆の歴史などを学び、書初めにチャレンジした。書初めでは市川は「愛」、木下は「×臣(◎巨)乳」。「市川さんの作品は、画面いっぱいに文字が広がっていいですね。木下さんは乳の文字が大変伸びやかで、少し間違えてしまった部分もお茶目でいいです。」と、社長からお褒めの言葉をもらった。
二人は一日を振り返って「鹿と仲良くなれてよかった〜。レモンのことを忘れるくらい鹿が好きになりました。鹿だけでなくて、鳥料理を食べたり、奈良市の魅力を堪能しました」(市川)「はじめ、この2人だったら無理かと思った。奈良に来てセレブ気分を味わいました。1日じゃ足りない。もっと時間をかけてまた来たい」(木下)と語り、充実した時間を過ごしたようす。奈良市の文化の奥深さに触れ、歴史文化遺産に感銘しながら、観光大使の任務を果たした。
この日の様子は、2月20日(木)22時〜23時フジテレビONE『AKB観光大使』で放送される。なお月刊デ☆ビューでは二人が所属するNMB48の連載『NMB48おぼえてカエッて!』を掲載中。