来春公開予定の映画『L◆DK』公開記念イベントが、池袋サンシャインシティ・噴水広場で行われ、イケメン・ツンデレ王子こと久我山柊聖を演じる俳優の山崎賢人と、映画主題歌を歌うロックヴォーカルデュオHoney L Daysが登場。そこでHoney L Daysの映画宣伝大使の就任が発表された。

　映画『L◆DK』は、別冊フレンドで連載中のコミック累計発行部数40万部を突破する大人気少女マンガの実写版。何事も直球勝負だけど恋にオクテな女子高校生・西村葵を映画初主演となる剛力彩芽が、学校一のイケメンツンデレ男・久我山柊聖を若手実力派俳優の山崎が演じる、コミカルでちょっと切ないラブストーリーだ。

　そしてこの日、全ライブが即完を記録する、甘くも力強い声で魅了する人気デュオ・Honey L Daysが主題歌を生歌で披露。その前に発表された映画『L◆DK』宣伝大使に任命されたふたりは「すごい大任ですが、頑張ります！」と意気込み、「早速今日から宣伝頑張ろうと思います。ぜひ会場の皆様にはHoney L Daysと『L◆DK』をしっかり刻み込みたいなと思います！（MITSUAKI）」と主題歌『君色デイズ』を熱唱した。

　さらに、12月11日にリリースしたばかりの新曲『涙のように好きと言えたら』も披露。「今まさに恋をしていて、でも自分に自信がない、前に踏み出すことができない。そんな方に『恋に前向きに、一歩踏み出してほしい』という応援の楽曲です（KYOHEI）」と語られた新曲は、恋に葛藤するさまを描くメロディーも歌詞も心に残る曲だ。

　生歌を聴いていた山崎も「きれいな歌声でハモリがすごいですよね。『君色デイズ』はホントに撮影期間の葵との同居を思い出しましたし、アルバムをめくっていくときに流れてほしい曲です」と感動をコメント。そんな『君色デイズ』についてKYOHEIは「映画のセリフやシチュエーションをイメージしながら歌詞を書いて、曲のアレンジもHoney L Daysで最近歌ってなかった爽やかな仕上がりになったので、良かったなって思います」と想いを語った。

　すでにHoney L Daysのふたりも映画の試写を見たそうでKYOHEIは「男性って映画を観てキュンってすることってなかなかないじゃないですか。それが『L◆DK』にはあるので、すごいなって。とくに剛力さんと賢人くんの距離感が絶妙なんですよ。最初から最後まで。そいうところを観てほしいなって思いますね」と宣伝大使らしく、しっかりアピール。

　また、映画にちなんでの学生時代を思い返しての恋愛話について「高校が男子校だったんで、好きな人と登下校には憧れますね（MITSUAKI）」「全寮制の学校に行っていたので、電車通学とかで突然全然知らない人から、告白されるとか。そういうのが憧れる（KYOHEI）」「普通に制服着て、放課後とかに一緒に手をつないで歩いて帰ったりとか、普通のことをしたかったです（山崎）」と恋愛話に花が咲いたり、ハマってるLOVEなものでは「ギター。役がきっかけですが、最近またやり始め、暇なときは家でジャンジャカやってます（山崎）」「掃除。最近ルンバを買って、掃除している姿も愛らしいんです（KYOHEI）」「料理。この間やっとお米を買って。今はチャーハンくらいですが、もっとメニューを増やしたい（MITSUAKI）」など、プライベート話で盛り上がった。

　そして、さらにファンにはこんな嬉しいイベントも展開。山崎賢人演じる“柊聖”の降臨会として、抽選で選ばれたファンを相手に、リアル柊聖になりきった山崎が「一生俺に奉仕しな」「ずっとそばにいろよ」など『L◆DK』に出てくる女性が言われたい・キュンとするフレーズを耳元でささやいたり、少女マンガでは人気のシチュエーション“壁ドン”（壁側に追い詰めて腕でドンと逃げ場を防ぐ胸キュンシーン）も。至近距離で柊聖に「隙見せんなよ、ほかのやつに。返事は？」と迫られたファンは小さな声で「はい」と答えるなど、その場全員がキュン。

　演じた山崎は「壁ドンってすごいドキドキするんでしょうね〜。1回、男の人にエア壁ドンって急にやられたんです」とKYOHEIと再現。「意外とドキッとしたんです（山崎）」と語ると「今オレもドキッとした」とレアな姿も見せた。

　映画『L◆DK』は2014年4月12日公開。また、Honey L Daysのニューシングル『涙のように好きと言えたら』（エイベックス・エンタテイメント）は絶賛発売中。なお、現在発売中の『デ☆ビュー』1月号にHoney L Daysのインタビューが掲載。

（※山崎賢人の「崎」はつくりの上が「立」）
（※『L◆DK』の◆はハート）