エイベックスを解雇された元・SDN48の光上せあらの約４年振りの再デビューシングル『崖っぷちのシンデレラ』が10月28日付のオリコンデイリーランキングで5位にランクインした。

　光上せあらは、エイベックスから期待の新人としてデビューするもCDが約500枚しか売れず、そこからは特技の大食いを生かしたタレント活動や、女王様キャラに変更したライブでは「金タッチ」を行う。SDN48に3期生として加入するも半年後には解散。そしてエイベックスをクビになった。

　『ロンドンハーツ』（テレ朝系）の『有吉進路相談』で「椎名林檎さんのような歌手になりたい」と言ったところブログが炎上、その後テレビに出続ける度にそのキャラクターのウザさで嫌われ誹謗中傷の嵐。最近も『ナカイの窓SP』（日テレ）に出演した際、南海キャンディーズ山里への告白が「売名行為」とツイッターで非難が殺到。現在、そのウザさを買われ“崖っぷちのアイドル”というキャラクターで各種バラエティ番組に出演中だ。

　そんな光上も、実は歌には本気で取り組み続けており、「GiRLS POWER」という無名の新レーベルからシングル『崖っぷちのシンデレラ』で再デビューを決めた。「3000枚売れなかったら角刈りにします」と『サンデージャポン』（TBS）で公言し、自身のツイッターでも「これが最後のチャンス、結果が出なかったら歌手を辞める』とつぶやいている。

　エイベックス時代のようなバックアップ体制やタイアップ、広告など一切無しでありながら、10月28日付のオリコンデイリーランキングで、5位にランクイン。本人の喜びのツイートには多数のファンからのリツイート、リプライが届いた。そして「良かった。夢は諦めない強い気持ちと、その気持ちから生まれるちょっとした工夫で夢は叶うと、少しは私で証明できた気がする。自分も体現できた。バカにする人もいるけど、夢に熱くなるのは恥ずかしい事じゃない」とテレビで見せるウザキャラとは違うマジな一面も垣間見せている。

　今後リリースイベントなどでどれだけ伸ばすことができるのか、『サンジャポ』での公約はどうなるのか注目だ。