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2013/10/28 23:31
秋元才加、千葉県の観光大使を熱望! 1stフォトブック『ありのまま。』発売イベント
AKB48を卒業し、女優・タレントとしてソロ活動を開始させた秋元才加が、1st フォトブック『ありのまま。』の発売記念イベントを26日、タワーレコード渋谷店で開催した。
秋元は2006年に2期生としてAKB48に加入し、07年にはチームKのキャプテンとしてチームをけん引。強烈な個性に、“強く、気高く、美しく”のキャッチフレーズの通り、「メンバーの誰よりも肩幅があって筋肉質」というコンプレックスも武器に常に男前な姿を貫いてきた。そして今年4月、AKB48からの卒業を発表し、8月22日に卒業セレモニーを開催。8月28日の卒業公演を終えてすぐ、母親の母国フィリピンへ。
「卒業して、まず改めて自分のルーツを探っていこうと思い、フィリピンでの写真とともにAKB48での7年半と、入るまでの自分の生い立ち、生まれ育った環境すべてありのまま話させてもらいました」と語るように、今回のフォトブックでは彼女のルーツを探るフィリピンでの旅を中心に、赤裸々な“ありのまま”の秋元が収められている。
完成した本を見て秋元は「第二章・秋元才加、女優として一歩踏み出すときに、形にできるものができてすごく嬉しいです」と率直な感想。「私自身がフィリピンと日本のハーフということもあって、卒業を機に自分のルーツを探って、また新たな一歩を踏み出そうという意味で」フィリピンでの撮影に決めたそう。
撮影には「母も一緒に同行してもらいました。初めて私が仕事しているところを観て『こんなに毎日朝から晩まで撮影しているの?』ってお互い新鮮な気持ちでした。母への恩返しの一つのいいタイミングになったんじゃないかな」と親孝行の一面もあったようだ。そんな母からの感想はと言うと「最後に母との写真をのせることを言ってなかったんですけど『なんで私載ってんのよ!』って。両親には許しも得てなくて『たぶん見たらちょっと嫌かもね』って電話はしました。赤裸々に語りすぎているので」と裏話も。
そんな自分の生い立ちからAKB48での7年半についても語った本書。その背景には「ハーフってけっこう難しいんですけど、偏見があったり……。自分が自信を持って胸を張って言うことで、少しでも何か変われば。コンプレックスとどう向き合ったかなど、手に取ってくれた方の背中をちょっとでも押せたら嬉しい」と強いメッセージが隠されている。
また、「もっともっとフィリピンのことを知ってもらいたいし、私が言うことでフィリピンがもっと活性化してくれたら嬉しい」と語り、さらに「フィリピン大使館の方も、卒業のときにバナナを送ってくれたり、優しくしてくれて(笑)。できたら、まずは千葉県の観光大使やりたいなって思うんですけど。まずは!」と観光大使への意欲。
ちなみに、AKB48では初のドラフト会議が始まる直前。秋元のほか、板野友美や篠田麻里子など主力メンバーが卒業した今のAKB48に入ってほしい人材について「AKBの面白さは個性、いろんなカラーが集まって大きな力を発揮するグループなので、まずは臆病にならずに自分のカラーを“バーン”って出せるコがいてくれたら嬉しい。それぞれオリジナルを突き詰めてもらいたいなとは思います」と新しいAKB48の姿に期待を寄せていた。
秋元才加 1stフォトブック『ありのまま。』(徳間書店・1300円(税別))は、現在発売中。フィリピンへの旅グラビア、幼少期、7年半のAKB48への想い、卒業セレモニー&卒業公演フォト、後輩や盟友からのメッセージなど充実の内容となっている。