ニュース
2013/09/06 17:11
「VOATアクターズスタジオ」の第3回本公演を開催
芸能スクール「VOATアクターズスタジオ」が主催する第3回本公演『大きな星空の下で〜織姫と彦星のメリークリスマス〜』が、8月23、24、25日に、上野ストアハウスにて行われた。主役のミッチーを演じた中山求一郎さんは「僕もこの舞台を経験したことで大きな一歩を踏み出す勇気と決意が芽生えたように思います」と力強く話した。
「VOATアクターズスタジオ」が第3回本公演を開催。今回は『夢』をテーマにした「奇跡の時間」三部作の完結編。スタッフ、キャストが渾身の力と想いを込めた同作で、一年間のレッスンの集大成を披露した。
ミッチー役の中山求一郎さんは、「与えられた大きな役に悩み抜いた1ヶ月でした。台本をいただいた時点で、最も自分がやりたかった重要な役を任されたことが本当に嬉しかったですし、期待に応えたい気持ちでいっぱいになりました」とコメント。
また、役柄について「理解と実践は全く別のもので、シーンの目的や役の背景を考えてもなかなか表現出来ない自分にもどかしい気持ちを感じつつ、試行錯誤を繰り返しました。作品に流れているテンポや空気感、脚本の意図を汲むのに、あまりに時間がかかりすぎたことが悔やまれますが、最後にはミッチーという役と、この座組みを心から愛することが出来ました」と満足げに語った。
そして、はるか役の米田良子さんは、脚本の真意や、役ひとりひとりの世界観を理解し、役の想いを表現出来るように心掛けたという。今回の公演を経て、「この舞台に立てたことがこれからの人生において大きな意味になるよう、目の前の現実から目を逸らさず、言い訳を作らず努力を忘れず夢に向かって頑張ります」と決意を新たにした。
■ストーリー
とある病院の一室。「サクラランルーム」と名付けられた。その部屋には人生に迷いを抱えた人が集まっていた。その病室に入院してきたミッチー。彼の周りには不思議と無邪気な大人達が集まってきた。そしてひとりの少女との出会い。バレンタイン、七夕、クリスマス。彼らにとって一年の間に起こるイベントはすべて病室の中で繰り広げられた。地元と都会との距離。出会いとそれぞれ想いが重なり合ったとき、七夕とクリスマスが重なり合ったとき、その病室にありふれた奇跡が起きる。『夢』をテーマにした「奇跡の時間」三部作完結編。
■VOATアクターズスタジオとは
VOATアクターズスタジオは、芸能界やプロの現場で通用する『演技という技』を身に着けることを目的とした芸能スクール。同スタジオでは、経験豊富な講師のレッスンによるテレビ、映画、舞台の現場で評価される演技力を身につけるのを目標としている。また、一人ひとりをしっかりサポートし、同社が持つネットワークでこれまでに多くのレッスン生を芸能界へ輩出している。2013年9月より、校舎が都立大学から原宿に移転。