SKE48の古川愛李が26日、アニメ『機動戦士ガンダム』とトヨタがコラボしたコンセプトカー『シャア専用オーリス』の市販モデル記者発表会に出演した。ジオン公国の重機メーカー・ジオニック社とトヨタが技術提携したＷＥＢ上のバーチャルカンパニー「ジオニックトヨタ」の広報部員「アイリン・フルカワ」として登場した古川は、あこがれのシャア・アズナブル役の声優・池田秀一を前に「すごく幸せ」とテンションあがりっぱなしだった。

　この日のためにあつらえた特注の制服に身を包んで古川は、ガンダムファン、シャア・アズナブルファンが高じて、自ら熱望して「入社」したとあって、会場のアナウンスからＭＣまで、まさにジオニックトヨタ広報部員としてフル回転の仕事ぶり。「こうやって発表会と言う大きなイベントに参加させていただけるのは今回が初めてだったので、すごく緊張したんですけども、やっぱりガンダムのＢＧＭが流れている中、池田さんと一緒に立つことが出来て、幸せでした！」と感激もひとしお。

　シャア役の声優・池田とは以前対談をしたこともある古川は、「その時のことも覚えていてくださって。すごく優しくしていただきました」と再会を喜んだ。来年は『機動戦士ガンダム』の35周年にあたり、かねてより「シャア専用オーリスで銀座をパレードしたい」と語っていた池田だが、実車を目の前にして、「35周年まで待てないですね。早くドライブしたい」とコメント。古川も「連れてってもらいたいですね!!」と瞳を輝かせた。

　発表会終了後の囲み取材でも古川のガンダムトークは絶好調。もともとガンダム好きは兄の影響だといい「兄はモビルスーツのなかでジムが大好きで。私はシャアが好きなので、シャア専用ザクも大好きなんですけど、実はアッガイもすごく好きです」と打ち明ける。またシャア専用オーリスのカーナビからは日替わりの「シャアの名言」が聞けるとあり、「シャアの『坊やだからさ』という台詞が大好きです。ガンダムのストーリーの中で、ガルマとのシーンがすごく好きなので、いつか乗って、本当に自分で運転するときに聞いてみたいです」と期待をこめてＰＲ。

　さらにコスプレも大好きだという古川に制服を着た感想を聞くと、「こんなにクオリティの高いものを作っていただけて、しかも私のために作っていただけたのでサイズがぴったりで！　しかもジオン軍のデザインと言うことで、本当にシャア大佐の部下になれた気分かなと思っています」とテンション高め。公式にガンダム世界のキャラクター、アイリン・フルカワとなったことについて「いままで、ホントにTVやDVDで見てるだけだったので、こうやって関わることが出来たのは、昔のことを思うと想像ができないので、夢じゃないかなって思いながら」とその感動を語った。

　最後に「大好きなガンダムがこうやって私のお仕事になって、ジオニックトヨタの広報部となって、たくさん車の楽しさ、シャア・アズナブルの魅力を知ることが出来たので、これからジオニックトヨタの広報部員として皆さんに伝えていけたらなと思います」と抱負を語った。