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2013/08/13 22:11
福士蒼汰、野村周平、本田 翼の奇跡のキャスティング! 映画『江ノ島プリズム』公開
映画『江ノ島プリズム』の公開初日舞台挨拶が10日に行われ、主演の福士蒼汰、本田 翼、監督の吉田康弘らが登壇した。
本作は美しい江の島の街並み、誰もが通過する青春時代の無邪気さと挫折、淡い恋心を水彩画のように瑞々しく描いた青春ファンタジー。キャストは今をときめく3人の実力派俳優、福士蒼汰、野村周平、本田 翼が務める。ミチル(本田)の旅立ち、朔(野村)との死別、すれ違いから生まれた失われた時を取り戻すため、江の島の“今”と過去の“あの日”を行き来する修太(福士)。徐々に変わりつつある“あの日”と、ミチルの本当の気持ち。修太が最後に選ぶ決断とは……。その切ないラストに胸が締め付けられる、幼馴染3人によるこの夏一番の青春ファンタジーだ。
その公開初日舞台挨拶には、立ち見が出るほど大勢の観客が詰めかけ、福士や本田の姿が見えると会場からは大歓声。昨年の12月に撮影がされ、いよいよ初日を迎えた本作に福士は「たくさんの方に来ていただいて嬉しいです!」とたくさんのお客さんを前に改めて公開を実感。本田は「作品は冬に撮ったんですけど、夏に公開されるにふさわしい、青春の甘酸っぱくて切ないストーリー。この時期にぜひ観てキュンキュンして、素敵な夏を送ってもらえれば」と語った。
「二度とないんじゃないかなっていうくらい奇跡的なキャスティング」と監督が話すほど、人気、注目、実力の高い若手俳優3人が揃った今回。役どころに共感する部分について聞かれた福士は「修太は頑張り屋さんで前向き。一生懸命だからこそ、空回ったり。でも朔やミチルへの想いがあるからこそできることだと思うので、自分も親友に同じことが起きたら自分もそうするんだろうなって」と主演らしいしっかりしたコメント。
しかし、「よく自転車に乗ったり、走ったりするんですけど、それはすごく楽しかったです。江の島と並走したり…」というコメントには、監督から「江の島じゃなくて、江ノ電ね」と冷静な指摘が入り、会場も大爆笑。「江の島は走らないね(福士)」、「それはスケールでかすぎ!!(笑)みんなビックリしましたよ。そういう映画なのかって(監督)」、「すいません。間違えちった。江ノ電(強調)と並走することはなかなかないなって」と可愛らしい笑顔で訂正した。
そんな福士について、監督は「運動神経がいいんです。走ってもカッコイイし、自転車乗っててもカッコイイですからね。自転車を飛び降りるシーンがめっちゃカッコイイんですよ」と持ち上げたかと思えば、「自転車をバーンって投げ捨てていくんですが、その投げ捨てられた自転車がすごくいい芝居をしたっていう」と、自転車の「演技」を絶賛し、観客の笑いをとった。もちろん最後には「でも福士君が投げ捨てた自転車ですから(福士くんの投げ方が)すばらしかったんです」とフォローも忘れない。
福士と監督とのやり取りを爆笑しながら見ていた本田は、役どころについて聞かれ「朔、修太と3人で仲のいい幼馴染の役だったんですけど、ずっと修太が……ここ危ない!ネタバレするとこだった、危ない!」とこちらも天然発言。「あんまりしゃべるとダメですね。ネタバレします」と自主規制をかけた。
また、江の島が舞台ということで、湘南での撮影について本田は「早朝から撮影していたので、朝日がすごいきれいで、海と太陽がきれいでしたよ。建物がないっていう景色は東京だとあまりないので、何もないところでみれた景色はすごい素晴らしかったです」と振り返った。監督も「ファンタジーな作品なので、物語が始まりそうな場所って意味でロケーションとしてはこの作品にマッチしている」と絶賛した。
最後に福士は「青春映画でもあり、SF映画でもあり、いろんな要素がつまった映画になっています。映画を観てリアルに青春も楽しんで謳歌している学生の方“こういのもいいな”、“私ならこうだな”って、夫婦の方も“懐かしいな〜”、“こういう青春したかった、してたな”って思ってくれたら嬉しい。この作品では、人の大切さや仲間、友情、普段何もない出来事の大切さとか、そういういろんなひとつひとつ細かい大切なことを忘れないで、振り返ってほしいなって思います」とアピールして締めた。
映画『江ノ島プリズム』はシネマート新宿、109シネマズMM横浜、109シネマズ湘南、ほか全国にてロードショー。公開劇場情報は公式サイト(http://enoshimaprism.com/)でチェック。