ガールズユニット“bump.y”メンバーで、女優としても活動する高月彩良が、自身の誕生日である8月10日にファースト写真集『16』を発売。それを記念し、発売日に都内でイベントを行った。

　発売日をもって16歳となった高月。撮影自体は6月に行われ、まだ15歳の時に撮られたものだが、その年齢を感じさせないほど大人っぽいカットも多数掲載。担当した編集者からも「水着のカットでは、15歳に見えないナイスボディでしたね」と絶賛された。

　bump.yメンバーの中で写真集発売は最後となっていた高月。今回やっと念願が叶ったことで「ホントずっと『なんで出せないんだろう』って思ってたので、写真集を出せたことが心から嬉しい。世界中の人に見てほしい！」と感激。しかも誕生日に発売されることで「こんなに素敵なプレゼントをもらえて、ホントに嬉しくて、人生で一番幸せな誕生日です！」と満面の笑みで喜びを語った。

　そんな初写真集は、まさに高月の“素”がすべて詰まった作品に仕上がったそう。「16歳のまんまの私の姿が写し出されてるなって。水泳が得意なので、『水中撮影をしたい』ってお願いをして、ホントに水中に潜って撮影したり、マネキンとか、大人の雰囲気を出したカットがあったりとか。一人で妄想してキスシーンもやっちゃいました。あとは、着ぐるみを着たんです、うさぎの」とさまざまな“高月”が見られる写真集になった。

　ほか男装にもチャレンジ。「憧れの先輩に恋をしている女の子の設定で、（男の子も女の子も）一人で演じました。撮影はとある学校を借りたんですけど、女子高だったので女の子がたくさんいて、（男装した姿を）男の子と思われたみたいで『キャー』っていう声が。私、男に生まれたほうが良かったのかなって思いました」と。そう思われるくらいクオリティの高い男装姿に女性ファンは必見だ。

　この男装姿はbump.yメンバーにも好評（？）だったようで、「みんなにも見てもらったんですけど、感想はやっぱり男装カットに『誰これ〜』ってなってました」と。また家族の反応はというと、「10歳になる弟にはちょっと刺激が強すぎて（笑）、（家族から）見せてもらえなかったみたいです」と大人っぽすぎる16歳に家族規制がかかったそうだ。

　そんな大人の女性に成長しきったビューティーボディを披露した高月の今後の目標は「卵をきれいに割れる家庭的な女になりたい」と中身も女性らしくなれるよう努力中。また女優としては、今秋には映画『男子高校生の日常』や来年新春に映画『僕は友達が少ない』への出演も決定しており、今後は「リアリティのある演技をしていきたい。また、人間離れした役がずっとやりたくて。殺人犯とかドラキュラとか、そういう役がやりたい！」と意気込んだ。

　大人の女性、天真爛漫な少女の姿、クールさと等身大の笑顔など、“今”の高月彩良が詰まった1st写真集『16』（ワニブックス・2940円（税込））は、現在発売中。