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2013/07/26 19:01
D-BOYS&D2が『DステFES』を開催。三上「一緒にイベントできることがなにより嬉しい」
ワタナベエンターテインメントの俳優集団、D-BOYS&D2による舞台公演『Dステ』のイベント『DステFES Presents クランフェスト 2013』が、20日(土)にSHIBUYA-AXで開催され、D2・陳内 将、阿久津愼太郎、池岡亮介、根岸拓哉、前山剛久と、この日のスペシャルゲストD-BOYS・三上真史がイベント前の会見に出席。
2007年に初演作品『完売御礼』からスタートした『D-BOYS STAGE』。2012年に正式名称を『Dステ』とし、過去13作品を上演。2012〜13年にかけて、サラリーマンコメディ『クールの誕生』、D2総出演による『TRUMP』、ミュージカル初挑戦の『チョンガンネ〜おいしい人生お届けします〜』と3作続けて話題作を上演。そして、この3作の上演を受けて、全国に『Dステ』を広めるイベント『DステFES』を開催。
この日スペシャルゲストとして登場した三上は「D-BOYSがコツコツとやってきたことをすごいみんなわかっていて、今までの作品もちゃんと観くれて…。今日一緒に立ってイベントできることがなにより嬉しい」と感慨深い様子。『Dステ』に対して陳内は、「『Dステ』は養成所に通っているとき、観客席で見ていた作品。それから回を重ねるごとにアンサンブルを含めて、半分は出させてもらっているので、僕の中で『Dステ』は大事な作品です」と語り、阿久津は「初めての『Dステ』はプレゼント受付係を担当して、そこから、今こうして全国に広める役目を担っていて、本当に嬉しいです。イエイ♪」とニッコリ。
『DステFES』の内容については、「もっとよりよいものをしようっていう話し合いを何度か行った」(阿久津)とのことで、「話し合いで衝突とかは?」と報道陣から質問が飛ぶと、すかざず陳内が「仲良しだから…(ニッコリ)。衝突なんて文字知らないですから」と満面の笑顔を浮かべ、チームワークの良さをアピールした。
東京と大阪公演が基盤となっている『Dステ』だが、今回の『DステFES』では、福岡と名古屋でも開催するということで、地方公演での楽しみを聞かれると、陳内は「やっぱり食ですよね。地方公演行くと、ご当地のものを食べて語って、で、ホテル戻ってまた語って…」と語り、さらに「僕九州出身なので、九州でやらせていただくと、もれなく陳内ファミリーが来る。それが普段とは違う変な緊張するけど……(苦笑)。『キャーキャー』言っている中にハンカチ持った夫人がいたら、オレのかーちゃん。それをみるのも楽しい」と笑顔を見せた。また、阿久津は「学生さんとか東京に来るのが大変な方もいるので、地方に行くと、地方でしか会えない人にも会えるので、すごい楽しみ」と期待に胸を膨らませ、根岸は「自分の出身地・埼玉でもやってみたい! さいたまスーパーアリーナとかで!!」と夢をぶちあげた。
10月にはシェイクスピア作品をオールメールで上演する『十二夜』への出演が決定してい三上は「2011年に『ベニスの商人』でやらせて頂いたんですけど、『またやりたいね』って話をしていたので、またできることが嬉しい」と話し、女性役を演じる池岡は「僕は初の女性役。でも、今の舞台(『タンブリング』Vol.4)で、筋肉ががっちりついてしまっていて…。その直後に女性役ということで、そこの役作りが難しいかと思うんですけど、頑張りたいと思います」とコメント。すると三上が「役上、僕が池岡(が演じるオリヴィア)に恋をするんですよ。どう恋をしていけば……」とやや困惑気味。最後には「もう今日から女って思うわ!」と発言し、陳内から「今日はまだ大丈夫です。池岡で」とツッコまれて笑いを誘った。
それぞれ、思い出に残っている『Dステ作品』を聞かれると、阿久津は「『淋しいマグネット』。当時16歳だったのでしが、Dステの中でもあの若さであんなに大きい役を頂けるのはあんまりないことだったし、瀬戸康史さんとWキャストということもあり、いろいろ勉強になったし、稽古場で何度も泣いた思い出もあります」と思いでの公演を振り返り、三上は「茅野イサムさん演出の『ラストゲーム』。初演も再演も出させて頂いて、ホントにすべてあれがもうDステの原点が詰まった作品。思い出しても泣けてくるような感じ」とコメント。
また、報道陣から「この5人の中で、絶対コレは負けない!」っていうものは?との質問があがると、前山は「ゆるふわ系なんですよ。柔らかい感じだと負けない」と独特の回答。周りの『?』の空気に対して「これ、何言ってんの、オレ?(笑)」とゆる〜い回答に笑いが起こり、陳内は「僕は芝居のことを考えている時間は、一番長くありたい!」と宣言。『趣味の園芸』でMCを務めている三上は即答で「ガーデニングの知識なら誰にも負けない!」と自信満々。さらに、根岸は「僕は身長です!188cmあります!」と笑顔でコメント。
イベント本編では、『第1回Dステアウォード』と題して、『爆笑編』や『名曲編』などの部門別に分けて、今までのDステの名場面の映像を上映。当時の思い出話や、今だから言える裏話などに華が咲いた。さらに『TRUMP』の楽曲を歌うミニコンサート、『TRUMP』の名場面を、イベント出演者のみで再現するコーナー『超MABLE!!』など、盛りだくさんな内容で集まったファンを盛り上げた。
『DステFES Presents クランフェスト 2013』は、7月26日(金)に福岡・イムズホール、7月27日(土)名古屋・ダイアモンドホールに開催。次回作、Dステ14th『十二夜』は、10月4日(金)〜13日(日)紀伊國屋ホール、10月17日(木)〜20日(日)ABCホールにて上演。
なお、8月1日発売の『デ☆ビュー』にイベント本編のレポートを掲載。さらに同号に、ワタナベエンターテインメントの男のコ募集『D-BOYSオーディション10th』の情報を西井幸人&三津谷亮のインタビュー付で掲載。また、D-BOYS&D2連載『D-DAYS』には、堀井新太&荒井敦史&大久保祥太郎が登場する。