AKB48グループ総出演のライブイベント『AKB48スーパーフェスティバル〜日産スタジアム、ちっちぇっ！ちっちゃくないし!!〜』が8日、日産スタジアムで行われた。ライブ中盤、グループの研究生103名がステージに集合し、５日に行われた研究生コンサートの際に、時間切れで披露できなかった「ヘビーローテーション」をパフォーマンス。日本武道館で残した悔しさを、より大きな日産スタジアムでリベンジした。

　コアなファンから、AKB48に憧れる娘さんについてきたファミリーまで、7万人の観衆を集めてお祭り騒ぎを展開した『AKB48スーパーフェスティバル』。心配された雨も吹き飛ばし、初夏のさわやかな風の中、AKB48の夏ナンバー3連発が披露された後、ステージにAKB48研究生・峯岸みなみとSKE48終身名誉研究生・松村香織がMCとして登場、そして頭には自身のニックネームが描かれたカチューシャを着けていることから、何が起こるのか察したファンからは大歓声が起こった。

　3日前、日本武道館で行われた「AKB48グループ研究生コンサート〜推しメン早い者勝ち〜」の最後、予定時間が押して21時が迫り、16歳未満のメンバーがステージに出られなくなってしまうため、ラストナンバーに予定されていた「ヘビーローテーション」を披露することが出来ないままコンサートは打ち切られてしまった。

　「あの時、「ヘビーローテーション」が出来なくて悔し涙を流したメンバーもいた」（小嶋真子） という研究生メンバーは、日産スタジアムのステージで「リベンジ」の意味を込めて「ヘビーローテーション」を103人でパフォーマンス。大島優子ポジションのセンターは、AKB48研究生・西野未姫が満面の笑顔と手脚を大きく使ったダンスで務め上げた。

　大舞台でリベンジを果たす機会をもらい「世界一幸せな研究生」（峯岸）と感謝を表した研究生。7万人の前でメインステージを務めた経験は、今後の彼女たちを大きく成長させるに違いない。第二部で行われた『選抜総選挙』においても、HKT48研究生・田島芽瑠＆朝長美桜、SKE48終身名誉研究生・松村香織、AKB48研究生・峯岸みなみの4人が圏内にランクイン。次々と新たな人材が頭角を現すAKB48の時代はまだ続きそうだ。

　なお現在、博多を拠点に活動するHKT48が第3期生オーディションの参加者を募集中。月刊デ☆ビューのWEBサイト「WEBデ☆ビュー」に応募要項を掲載中。