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2013/03/04 17:10
人気乙女ゲーム『華ヤカ哉、我ガ一族』舞台キャスト発表! 原作と同役の声優も出演
人気女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『華ヤカ哉、我ガ一族』を舞台化する『華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド』の製作発表会が1日、東京・鳳鳴館で開催された。原作と同役の声優、宮内敦士、田坂秀樹、前田剛の出演決定にはファンの間から一際大きな歓声が上がった。
『華ヤカ哉、我ガ一族』は、大正時代を舞台に、宮ノ杜財閥の個性的な六人の兄弟たちに使え翻弄される、使用人の少女の物語が体験できる恋愛アドベンチャーゲーム。2010年7月にオトメイトよりゲームが発売され大ヒット、ファンディスクやアニメ(OVA)も発売される人気作だ。
この日選ばれた一般ファンも参加した製作発表会で、六人の兄弟と、使用人・はるのキャストが正式発表。宮ノ杜家の長男・正役は宮内敦士、次男・勇役は田坂秀樹、三男・茂役は前田剛、四男・進役は猪野広樹、五男・博役は佐伯亮、六男・雅役は櫻井圭登、そして使用人の浅木はる役は白石晴香に決定した。
演出を手掛ける赤澤ムック氏が「現実の世の中にはいないドSツンデレぞろいのキビシイ男性がそろっていて、非現実感が味わえる」と魅力を語る『華ヤカ哉、我ガ一族』だが六兄弟を演じるメンバーは、「自分と結構似ている」と口をそろえる。
「性格は僕もひねくれていて、違うのは自分はそれを外に出さない。表に出せば雅様になれます(笑)」(櫻井)、「自由奔放、好き勝手にやってるように見えて、自分をさらしている」(前田)、「一つのことに集中すると周りが見えなくなるところですね。人に刃物を向けないところは明らかに違います」(田坂)、「よく寝るところ。年も年なんで(笑)。まんま七割ぐらい宮内敦士ですね」(宮内)。
稽古にはこれから入ることになるが、作品への期待について聞くと、「素敵なキャストの皆様と共演させていただけるので、自分の中での成長が楽しみです。どんな攻撃を受けるのか、どんなドジをしてしまうのか(笑)」(白石)、「(宮内、田坂とはゲーム、アニメの)声で共演していたんですが、目と目を合わせて絡むのは初めてなので、新しいものが芽生えるんじゃないか、自分も変わるんじゃないかと思います」(前田)、「顔やせ、胸筋増やし…個人的にはどこまで近づけることができるかが目標でもあります」(田坂)、「上の三人は共演してわかっているけど、下の三人とは初めてなので、どんなパワフルなお芝居をするのか楽しみ。負けないように頑張ろうと」(宮内)とそれぞれに語った。
会見の最後には、使用人(ファンをこう呼ぶ)に向けて、「ゲームにもアニメにもない、より生きた茂を、“素敵、茂さま”って言われるぐらいグレードアップした舞台を見せたい」(前田)、「若い者たちには負けず、大人の魅力と色気で“蹴散らしたい!”と思います」(田坂)、「三人はゲーム、アニメで3年同じ役をやらせていただいているので、その集大成がこの舞台になれば」(宮内)とメッセージを送った。
『華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド』は4月23日〜5月1日、星陵会館ホールにて上演。