少女まんが雑誌『りぼん』で連載中のいしかわえみ原作・ホラーコミック『絶叫学級』。その実写映画が2013年初夏に公開される。同映画の主演を務めるのは人気若手女優・川口春奈。また、今年大注目の“絶叫級”美少女キャストが出演するほか、現在『MEN’S NON-NO』などの男性ファッション誌でモデルとして誌面を飾り、バラエティ番組でも活躍している栗原類が映画初デビューを果たす。

　『絶叫学級』は、2008年の『りぼん　10月号』より連載を開始。現在までにコミックス13巻を刊行する人気ホラーマンガで、シリーズ累計は120万部（※みらい文庫・リミックス含む）におよぶ。これまで、『おはスタ』（テレビ東京系列）での2度のアニメ化や、AKB48メンバー出演によるVOMICなど、各種メディア化もされている同作。人間の心の中に潜む“ちょっとした悪”をあぶり出し、読者にまざまざと提示するストーリーは、ホラーというジャンルにとどまらず、高い評価を受けている。

　今回、その実写映画で、主演を務めるのは人気若手女優の川口春奈。そして、今年大注目の“絶叫級”美少女キャストに加え、映画初出演となるネガティブモデル・栗原類の演技にも注目が集まる。

　映画初出演の栗原は、「正直、最初はびっくりしました。僕は芝居経験も少ないので不安でいっぱいでしたが、佐藤監督とは2度目のお仕事でしたし、助言もいただいたので、すごく気が楽になって撮影に臨めました」とコメント。また「台本を読んだ時に、色んな意味ですごくドキドキしたので、原作ファンの方にも絶賛されるような作品になると思います。ご期待ください」と自信をのぞかせた。

　なお、同映画の詳細は3月2日発売の『りぼん4月号』にて発表される。

■あらすじ■
加奈は中高一貫教育の私立女子校に通う女の子。小学校では明るい性格でクラスのアイドルだったが、今では成績も運動神経も家柄も平均的で、良くも悪くも目立たない普通の子というのが定位置になっていた。ある日、友達の絵莉花から学校に伝わる都市伝説を聞く。12年前の事故で亡くなった女の子が黄泉となって旧校舎に出るらしい。黄泉に願い事をすると何でも叶うが引き換えに大事なものを失うという。「じゃあ、誰よりも可愛くなりたい！」加奈は憧れの学校の人気者リオに思いをはせるのだった。ある日、軽い気持ちで読者モデルを引き受けたことをきっかけに、リオたちに目をつけられ最低ランクに転落する加奈。なんとか今の状況を変えるため黄泉に願い事をすると、翌日からリオたちに仲間入りしている加奈。しかし、その代償として絵莉花がいじめの対象になってしまう・・・。