俳優で今夏には念願の歌手デビューも果たした三浦涼介が、自身3冊目となる写真集『＋ MIURA RYOSUKE』を発売。それを記念して、12月15日福屋書店新宿サブナード店にて、握手会を開催した。

　撮影地は三浦本人が惹かれた街“Los Angeles”。「“ロサンゼルス”という街には、小さい頃からすごい興味があって。音楽やファッション、いろんな面で僕の好きな要素がたくさん集まってる街なので、いつか行ってみたいと思っていて。プライベートで行こうと思ってたんですけど、ありがたいことにこんなに早く仕事で実現できて。今回は普段いけない場所にも行けて、すごく楽しかったです」と素直な喜びを語った。

　そんな憧れの地で撮影した今作の見どころは、なんといっても三浦の“素”が全面に出ている点だという。「本当に酔っぱらってる写真や、ちょっとイラついてる写真があったり。酔っぱらってる写真は、お店での撮影だったんですが、そこに撮影用にテキーラが置いてあって。横にいた現地のお客さんが、ずっと『ここでの飲み方はこういう風に飲むんだ』って僕に飲み方レクチャーをしてくれてたんです。撮影中、最後の最後までずっと説明をしてくださっていたので、最後にグッて飲んだら見事に酔っぱらってしまって。もう、撮影にはならず……。そういうカットも載ってるので、なかなか見れない、本当に“素の三浦”が写っていると思います」と現地での触れ合いから生まれた貴重なカットが満載。「今回はその場その場でいろんなことが変わったりして、今までできなかった撮影の仕方だったので、ナチュラルに今の本当の僕というか。楽しかったですね」とロスでの撮影を振り返った。

　また、今回の撮影では大きな試みもあったよう。お気に入り写真にプールのカットを選んだ三浦は「今年のやり残したことの一つに、海外に行くこと、もう一つ、自分が苦手なことを克服することという想いがあったんです。僕、水があんまり得意じゃなくて、泳げないんですが、この写真集で一番嫌いな部分を克服しようとプールに飛び込んで、そういう思い出の一枚です。（プールに飛び込んだことで）強くなった気がしました」と自分の中の壁を必死に超えている最中のようだ。次また水での撮影を希望されれば「皆さんが求めてくださるなら、何でもしていきたいなって思います」と力強い言葉も飛び出た。さらに「来年は泳げるようになりたいです（笑）」とさらなる挑戦も。

　改めてロスの魅力について聞いてみると「やっぱり僕にとって憧れの街だなって思いました。街の雰囲気もファッションとかいろんなものが素敵でした」と。「でも今回はショーとか自分が一番仕事としているものが見れたり、聴きに行けたりできなかったので、今度は楽しみにしていきたいなと思います」と次への期待も込めた。

　三浦の素がつまった3rd写真集『＋ MIURA RYOSUKE』は絶賛発売中。また、12月22日から26日まで『三浦涼介 クリスマストーク＆ライブ2012』を開催予定。「今年はファンの皆さんとクリスマスを過ごせるので、すごく楽しみ！ ダンス、歌にがんばりたいと思います!!」と意気込んだ。