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2012/12/17 13:21
アップアップガールズ(仮)、2nd単独ライブ完走。「この7人じゃなきゃライブができない!」
7人組アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)が、2nd単独ライブ『六本木決戦(仮) 』を、15日、東京・ラフォーレミュージアム六本木で開催。2回公演のライブを完走したメンバーたちは「すごく楽しかった!ライブは命そのもの!」(佐保明梨)など、それぞれ感極まったように話した。また、この日の公演で、1stアルバムの発売、3rd単独ライブの開催なども発表された。
9月に行われた代官山でのライブ以来、2度目となる単独ライブ。冒頭からメンバーたちのテンションは高かった。古川小夏は「どこよりも熱く、暑苦しいライブをお届けします!」と高らかに宣言した。
ライブは、彼女たちにとって初めてのオリジナル曲『Going my ↑』からスタート。前半は主に軽快なポップナンバーを中心に構成。中盤には新曲『リスペクトーキョー』をこの日初披露した。この曲は「都会でアイドルになることを夢見る、田舎の女の子が主人公の曲」(新井愛瞳)で、ちょっとコミカルな歌詞も聴きどころ。
この日は「初心に戻って一曲一曲を丁寧に。会場だけでなく、パフォーマンスでもグレードをアップアップしていくこと!」を目標に、歌い踊ったメンバーたち。後半は、彼女たちが言うところの“攻め曲”、グイグイ押してくるロックナンバー中心の構成となった。中でも、今月5日発売の新曲『チョッパー☆チョッパー』や、『UPPER ROCK』などで一気にヒートアップ。
そしてクライマックスは、人気曲の3rdシングル『アッパーカット!』。ダンスというより、全速力で走るスポーツといったほうがふさわしい、ハードな振りのこの曲を歌い切ったメンバーたちは、もはやフラフラ状態。だが「私たち、生きてますから!」「みんなで深呼吸しましょう!」と踏ん張り、立ち上がった。
そしてアンコールを含め計22曲を歌い切ったメンバーたち。それぞれ感慨深げな表情で感想を語った。
最年少の新井は「2ndライブが決まってから、ずっと不安でしょうがなかったけど、みなさんの笑顔が支えてくれました。私たちはこれからもアップアップして行きますので、また笑顔を見せてください!」。歌の面でグループを引っ張る関根梓は「ファンのみなさんが支えてくれるから、3回目のライブもできるし、次のCDも出せます!」と感謝の言葉を伝えた。
「すっごく楽しかったです。ライブは命そのもの!」と元気に語るのは佐保明梨。「1年前は、オリジナル曲が1曲だけ、しかも一番しかありませんでした。今、こんなに曲がいっぱい増えて、こんなに大きな会場で歌えるなんて、本当にうれしい!でも、もっと大きな会場で歌えるように、そしていつか(仮)を取って、メジャーデビューしたい!」と意気込みを語った。
メンバー最年長の仙石みなみは「1stライブの時よりも、曲の攻め方もパワーアップして、歌ってて『ぜーはーぜーはー』するようセットリストでしたが、でもやりきれたのはみなさんの声援のおかげ。今年1年はいろんなオリジナル曲ができて、単独ライブを全部自分たちのオリジナル曲でできて幸せです。これからも上を目指して、アップアップしていきたい!」と語りかけた。
この日のライブでは、声が十分に出ない状態ながらも完走した佐藤綾乃は「たくさんのみなさんが声援をくださったおかげで、頑張ることができました」と涙声で感謝を告げた。
古川小夏は「1stライブを終えて、『すごくよかった!』『これからも応援するよ』と言っていただいて嬉しかったのですが、その分、今回に向けてのプレッシャーはありました。大変なこともあったけど、みなさんのおかげで乗り越えられました。これからも進化していく私たちを常に見せ続けなければ!」と力強く語った。
「最初、アップフロントガールズ(仮)という名前でスタートして、(佐保)明梨が加入して7人になって、最初はこのメンバーなのが、自分の中で意外だったんです」と話すのは森 咲樹。「でも今は、この7人で本当によかったです!この7人じゃなきゃライブができない! 」とメンバーの熱い絆を語った。
なお、この日の公演内で、1月30日に1stアルバムが発売、2月24日の新潟から各地方のアイドルとの対バンイベントツアーをスタート、そして4月13日、3rd単独ライブを横浜BLITZで開催することが決定したと発表された。横浜BLITZは、メンバーたちが以前在籍したハロプロエッグ(現・研修生)時代に最後に公演を行った会場。発表を聞いたメンバーたちは一様に感激の表情を浮かべた。
また、このハロプロ研修生の新メンバーを求めるオーディションも現在開催中。応募の詳細はwebデビューに掲載中だ。