高橋ヒロシの人気コミック『クローズ』の映画新シリーズの製作が決定、新たに豊田利晃が監督を務め、一般公募によるキャストオーディションが開催される。

　三池崇史監督、小栗旬の主演で 07年に公開された映画『クローズZERO』は、山田孝之や上地雄輔、桐谷健太など、次世代を担う若手俳優が集結し、大ヒットを記録。09年公開の続編『クローズ　ZEROII』では、ロックグループRIZEのドラマーとして活躍していた金子ノブアキや綾野剛が異例の大抜擢を受け、ブレイクのきっかけをつかみ、若手俳優の登竜門的な価値をもつ作品となった。

　今回新シリーズ始動にあたりキャストの一般公募が行われる。プロデューサーの山本又一朗氏は「俳優のてっぺん目指す、意気込みのある人と出会いたいですね。どんな役でも、それぞれの存在感を大切に考えて作っています。小さな役でも注目度は高いです。『クローズ』で男になり、俳優になって欲しい」と、一般からの応募者に期待している。

　クランクインは来年２月予定で、新シリーズのメガホンをとるのは、松田龍平や新井浩文を世に送り出した、映画『青い春』の豊田利晃に決定。俳優志望者には大きなチャンスとなるはずだ。応募の要項および、プロデューサーインタビューは12月1日発売の月刊デ☆ビュー(オリコン・エンタテインメント刊)に掲載されている。