阿久津愼太郎（D2）と井上正大がW主演で挑んだ異色ミステリードラマ『青空の卵』のプレミアムイベントが、11月24日、25日に東京ジョイポリスで開催され、阿久津、井上をはじめとするキャストのトークイベント＆ドラマの秘蔵映像上映が行われ、2日間で延べ1000人のファンが集結。イベントの合間に行われた会見には、阿久津、井上に加え、共演者の鈴木勝吾、平野 良が出席し、それぞれドラマの撮影エピソードを披露した。

　この夏、『ひきこもり探偵シリーズ』として知られる原作を初のドラマ化し、BS朝日ドラマインソムニア枠でオンエアされた癒しミステリードラマ『青空の卵』。DVD発売を目前に、東京ジョイポリス内にある『Frame cafe』とコラボし、期間限定（11／19〜25）で『青空cafe』をオープン。今回は、そのコラボを記念したプレミアムイベントで、イベント終了後には、DVDの先行発売会と握手会を実施。

　イベントに参加した阿久津は「個人的に楽しかった」と笑顔を見せ、「（ドラマが）推理ものなので、みんなで推理ゲームをやったんです。専門の人に作ってもらった推理ゲームだったんだけど、阿久津たちが答えるよりも、お客さんたちの方が早くてびっくり。みんなで推理ゲームやるのが、共同作業みたいで楽しかった」と感想を述べ、井上も「普段、ブログとかでしかファンの方の反応をみれないけど、こうして実際イベントをやって、生の声を聞けてうれしかったです。今後活動するにあたっての参考になりました」とコメント。

　今回のドラマで初共演だった阿久津と井上。以前製作会見時に、初対面のときに阿久津から「アニメキャラのクリアファイルをいきなり見せられ、『僕の嫁です』と紹介された」と話し、「たまに会話についていけない」と苦笑いしていた井上だったが、この日、共演者とのエピソードを聞かれると「僕はどちらかというと、スポーツばっかやってきたから、あんまりアニメとかマンガとか詳しくなかったんです。でも、阿久津くんがめちゃくちゃ詳しくて、そこの阿久津くんの世界観に僕が足を踏み入れていくっていうのが楽しかった」と話し、「言葉遣いも独特て、外国語を学んでる感じで面白かった」と笑顔でコメント。同じく、阿久津から“嫁”の話を聞かされたという平野は「もうね、洗脳されそうになるんですよ。話し方もお経読んでるみたいに“どるるるるるぅー”って。話しを聞いてて途中からくらくらしてくるみたいな。足を踏み入れるっていうか、引き込まれた感じ（笑）」と話すと、当の本人は二人の話を聞きながら終始ニヤニヤ。

　また、阿久津が「お昼休憩もみんなで一緒に食べたり、撮影の合間はずっと台本の読み合わせをやっていた」と話すと、井上も「撮影的にも大変だったし、台本も覚える量がハンパなくて、頭パンクしそうになったけど、みんな台本の読み合わせとかやってくれて、本当に助かった」と仲良しエピソードを披露した。

　今回、期間限定でオープンした『青空cafe』（11／25日で終了）では、劇中で出てきた、鳥井（阿久津）のポロモードやカレーが販売されたということもあり、「自分が振る舞うならどんなスペシャルメニューを披露したいか」と聞かれると、阿久津は「食物研究部に入っていて、週1で料理を作ってるんです」と意外な趣味を告白し、「ビシソワーズとかラザニアとか、チュロスも作れるんですよ！ ラザニアとかって作れるとドヤ顔できるじゃないですか！」と満面の笑みでアピール。それに続いて井上が「僕はカレーかな。ホールトマト入れて、ターメリックとかガラムマサラとか、スパイスからカレーを作るのが好きでよく作ってます」と話すと、鈴木も「僕もカレーかな。スパイスからは作れないけど、やっぱりホールトマトとか、玉ねぎのみじん切りをじっくり炒めたり…。あとはお酒のつまみ程度のものはそこそこ作れます」とコメント。平野は「主食系が多いかな。ハンバーグとか餃子とか、チャーハンオムライスとか男のコが好きそうなものが多い」と、それぞれ得意料理を発表。また、「劇中で出てきた料理とお菓子で美味しかったもの」を聞かれると、井上は「僕らふたり（阿久津と井上）は、もう決まってるんで」と自信ありげに話し、阿久津とともに「せーの、『ナスの煮びたし！』」と仲良く発表し、「とにかく出汁がすごくきいていて、本当においしかった」とニッコリ。

　12月4日には同作品のDVDが発売されるということで、井上は「鳥井と坂木（井上）の友情物語。そこに新しい風が入ってきて、2人の関係性が変化していく作品。友達ってすごく大事だと思う。いることによって、何かを感じたりとか気づくものがあったりとか、そういうきっかけになることが多い。このドラマを通じて、友達に対する接し方が変わったりとか、深いところまで話せる友達を作ろうって思ってもらえたら嬉しい」と語り、阿久津も「推理シーンもビシバシッって感じではないけど、ほかのミステリーとは違う、ほんわかした癒しのミステリーなので、そこも注目してください」とアピールした。

　なお、『デ☆ビュー』12月1日発売号のD-BOYS＆D2連載『D-DAYS』には、阿久津と西井幸人、荒井敦史が登場。