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2012/07/25 21:10
イケメン大集合のミステリードラマ『青空の卵』スタート直前! ひきこもり探偵役・阿久津愼太郎はオタクトーク全開
ドラマインソムニア『青空の卵』(BS朝日)が7月28日に放送スタート。放送に先駆けて行われた記者会見で、W主演を務める、阿久津愼太郎(D2)&井上正大をはじめ、春川恭亮(劇団EXILE)、鈴木勝吾、志尊 淳(D2)ら注目の若手俳優が、それぞれ役柄の衣装で登場。ドラマや演じる役柄について大いに語り合った。この記者会見の模様をレポートする。
今作は、『ひきこもり探偵シリーズ』として注目を集める、坂木 司のデビュー作にして代表作となった『青空の卵』を初ドラマ化。自称“ひきこもり”のコンピュータープログラマー鳥井と、どうにか彼を家の外に連れ出そうとしている同級生で生命保険会社勤務の坂木。そんな2人の周囲で巻き起こる様々な事件の謎を解き、人と出会うことによって成長していく2人の姿を描いた、癒し系ミステリー。
会見の冒頭にドラマのダイジェスト版映像が流れ、その後、出演者が登壇。今回のドラマで連ドラ初主演を務める阿久津は「今、(ダイジェスト版の)映像を初めて観たので、感動してて、ホントにヤバイ。お腹痛いんですけど……」とお腹を押さえ、緊張した面持ちで挨拶。さらに「初めての連ドラで、なおかつ主演。聞いたときは、嬉しかった。でも、最初信じられなくて、絶対サプライズだと思ったんです」と話し、自身が演じる自称・ひきこもりの鳥井に関しては、「こんなに大きな役が自分にできるのか?と不安な部分はあったけど、原作を読んだときに、自分に近いものを感じたというか、まさに自分だなと思って。役柄を見たとき、“これなら大丈夫だ”という自信が芽生えてきた。自分が素に近い感じで演じることによって、鳥井の良さを観ている人に伝えられれば……」とコメント。鳥井との共通点に関しては、「家から出ないってところとか、僕は、休みの日は基本的にベッドからすら出ないんです(笑)。あと、人との関わりがうまくないところとか、読んでいて共感するというか、みなさん明るい方々なので、自分にしかできないのかな?と思った。自分がやる意味があると思った」と語った。
もうひとりの主演で、そんな鳥井をどうにかして家の外に連れ出そうとしている同級生・坂木を演じた井上は「鳥井と坂木は真逆の役。鳥井が“陰”なら、坂木は“陽”。光と闇じゃないけど、片一方が居なくなったら成り立たない。2人がいてようやく1つというような間柄。僕も親友とかが何人も居たりして、そういう人たちがいないと自分もやっていけないなと思うので、共感できるドラマです」と語った。
鳥井&坂木のほかにも、事件をきっかけに、鳥井たちに関わることになる警官の滝本(春川)&その後輩・小宮(鈴木)、盲目の青年とその親友の塚田(平野良)&安藤(志尊)のように、2人組みで登場してくる場面が多い同ドラマにかけて、『もし、自分が異性だった場合、相手役のどんなところがイイか、逆にイヤだ〜と思う部分は?』という質問が飛び出すと、阿久津は「イケメンなところ!」と井上を絶賛。しかし、「すいません、阿久津出しますね(笑)」と意味深な発言をすると、「困るなと思ったところは、最初は2人でずっと撮影していて、途中からソンジュン(志尊)が入ってきたんですけど、そうしたら、(井上が)ソンジュンのことばっかり、ずっと『可愛い!可愛い!』って言ってて、ここ(阿久津と井上)の関係性が崩れ始めたんですよ。嫉妬じゃないですけど、イライラしてきて、“こんなに気の多い男はなんなんだ!”と思いました。まさに、やきもちです」とキャラ全開のトークを展開。
それに対して井上は、「顔合わせで、初めて阿久津くんとコミュニケーションとったとき、阿久津くんが『僕、“嫁”がいるんですよ』って、クリアファイル出してきて、『これが僕の嫁なんです』ってアニメキャラを見せてくれて……。最初は、コミュニケーションのためにそういうのを言ってくれたのかな?って、思ってたんです。そしたら、取材とかで、毎回毎回、嫁の話題を出していて……。そういうをきちんと言える、自分を出していけるのって、いいなって思う」とコメント。そして、“困るところ”については、「たまに会話についていけないところですかね(笑)」と苦笑い。
警官で先輩・後輩を演じる春川と鈴木は、「(鈴木は)頼れるかな?っていう不安はあるかもね、可愛いから」(春川)と話し、一方の鈴木は「(春川は)すごく熱くて、真っ直ぐで、すごく男らしいところは憧れる。草食系男子が流行る世の中で、“ザ・肉食”でカッコイイ」とコメントし、「ただ、そんな肉食よりも、可愛らしいソンジュンのこともスキ」と志尊にアピール。すると阿久津が「そうなんですよ! この現場、みんなソンジュンを可愛がってて。阿久津の立場ないじゃないですか〜!!」と、同じD2メンバーの志尊にやきもち。
そんな中、みんなから愛され、可愛がられたという志尊は、鈴木をはじめ、出演者から「みんなから告白されたら、誰がいい?」と迫られ、みんながドキドキして待つ中「じゃあ、平野くんで!」と迷わず相手役の平野を選択し、出演者たちはあえなく撃沈。
また、ドラマ内では鳥井の手料理が毎回出てくるということで、“得意料理”と“それを誰に食べさせたいか?”という質問に対して、阿久津は「パスタを“戦場ヶ原ひたぎ先輩”(アニメ『化物語』の登場人物)っていう“嫁”に食べさせたい」とまたしてもキャラ全開のコメント。さらに「親にはもう紹介してるんです。どん引きしてましたけどね、お父さんは……」と話すと、鈴木からは「え?お母さんは受け入れてくれたの??」と突っ込みが入り、「お母さんは受け入れてるんですけど、お父さんが『うちの息子は、まだこっから戻れる!戻れる!』って言ってて。『うちの息子はまだ大丈夫だ』って思ってる。いつか科学とか発達したら、食べさせてあげたいですよね」と満面の笑みで妄想トークを展開し、笑いを誘った。
井上は「普段あまり料理はしないんですが、この前、仲間と鍋パーティーをしたので、薬膳火鍋とかかな」とコメントし、春川は「僕もパスタが好きで、よくクックパッドとかを見て、いろいろ食材を買ったりするけど、大雑把だから、出来上がりがだいたい美味しくない。そういうときはだいたいマヨネーズでごまかすので、何を作ってもマヨネーズ味になる」と笑いを誘い、鈴木は「オシャレなものは作れないけど、お酒のおつまみをちょっと軽く作ったりするくらい」とコメント。そして、みんなの注目の的・志尊が「あまり料理は得意じゃないんですけど、最近得意になってきたのは、フレンチトーストですね。自分のためにいつも作ってます!」と笑顔で語ると、出演者から「可愛い〜!」「めっちゃ可愛い!!!」「可愛すぎるよ〜〜〜!」と志尊の笑顔と発言に絶賛の嵐。
最後に、阿久津「撮影中に、プロデューサーさんから『この原作読んだときに、鳥井は是非、阿久津くんでやりたかった』って言って頂いて。それがすごく嬉しかった。この作品は、原作もすごいし、原作の世界観とか、2人の関係性とか、人間のつながりとか、そういった良さを全部伝えていければいいなと思います」と話し、井上は「隔たり無く、魂でぶつかり合って、成長していくという、2人の生きる姿勢をみなさまに感じてもらえたら嬉しいです」とドラマの見どころをアピールした。
ドラマインソムニア『青空の卵』は7月28日スタート、毎週土曜深夜1:30〜2:00 BS朝日にて放送。なお、阿久津&志尊が所属するワタナベエンターテインメントでは、現在『ミスターキャンパスNO.1オーディション』、『キッズオーディション』と、様々なジャンルで新人オーディションを開催中。発売中の『デ☆ビュー』8月号には、ワタナベエンターテインメントのほか、井上が所属するボックスコーポレーション、春川が所属するLDH、鈴木が所属するヒラタオフィスなど、芸能プロダクション100社が参加した『夏の特別オーディション2012』を掲載中。