注目女優・小篠恵奈、感激の初舞台挨拶。「私にとって思い入れのある作品です」 | ニュース | Deview-デビュー

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2012/11/19 11:20

デビュー

注目女優・小篠恵奈、感激の初舞台挨拶。「私にとって思い入れのある作品です」

映画『ふがいない僕は空を見た』の初日舞台挨拶に登場した(左から)小篠恵奈、窪田正孝、永山絢斗、田畑智子、原田美枝子、タナダユキ監督。 (C)DeView
映画『ふがいない僕は空を見た』の初日舞台挨拶に登場した(左から)小篠恵奈、窪田正孝、永山絢斗、田畑智子、原田美枝子、タナダユキ監督。 (C)DeView

 映画『ふがいない僕は空を見た』の初日舞台挨拶が、17日、東京・テアトル新宿で行われ、キャストの永山絢斗、田畑智子、窪田正孝、原田美枝子らが登壇。あくつ役を演じた小篠恵奈(18)は「私にとって思い入れのある作品。今日は参加できてとてもうれしいです」と喜びをかみしめた。

 原作が2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞受賞で話題の小説『ふがいない僕は空を見た』が映画化され、この日公開された。普通の高校生・卓巳(永山)とコスプレが趣味の主婦・里美(田畑)との関係を大胆な描写も交えて描いた作品だ。

 撮影の初日からベッドシーンだったと、とまどいがちに語るのは永山。「でも最初にそういうシーンから撮れたのは大きい。その撮影が終盤なら違う作品になっていたかもしれないです」と振り返る。

 今回卓巳役を演じたことで「恋愛は自由。年上の女性の魅力を感じることができました」と話す。また相手役の田畑については「この仕事を始める前から観ていて、気になっていた女優さんだったので、共演できて嬉しかったです」と話せば、田畑は永山を「やさしく、“温度”が伝わってくる俳優さん」と評した。今回、難しい役柄を演じた田畑は「里美の気持ちを優先で考えて演じました。台本でもト書きや行動から気持ちを考えました」と語る。

 この作品に「あくつ」役で出演した小篠恵奈は、オーディションで選ばれた新人女優。これが初めての舞台挨拶となる。少し緊張した表情を見せながらも「(あくつは)自分の感情に素直で、いいことも悪いことも無意識でやってしまいます。自分のことが嫌いな女の子だと思います」と役柄について説明した。そして「現場ではずっとはしゃいでいて、すみませんでした」と小篠。現場ではマスコットガール的な存在だったようだ。

 最後に田畑は「この作品は、関わった方々の思いが詰まった作品です」とアピール。また永山は今年自身が起こしたバイク事故にも触れ、「今年3月にやってしまいましたが、今日この場に立てたことをうれしく思います。この作品の中で、登場人物たちが自分自身とどう向き合っているのかを観ていると、生きるということが自分の中で見えてきた気がしました」と語った。

 映画『ふがいない僕は空を見た』はテアトル新宿ほかで公開中。

小篠恵奈プロフィール
こしの・えな●1993年11月24日生まれ、東京都出身。身長169cm。オーディション雑誌『月刊デ☆ビュー』の企画「冬の特別オーディション」をきっかけに芸能活動を開始。今年、映画『カルテット!』でデビュー。ドラマ『クレオパトラな女たち』(日テレ系)にも出演。映画『ももいろそらを』が13年1月に公開予定。その他にも公開待機作品が。フラーム所属。

関連写真

  • 映画『ふがいない僕は空を見た』の初日舞台挨拶に登場した(左から)小篠恵奈、窪田正孝、永山絢斗、田畑智子、原田美枝子、タナダユキ監督。 (C)DeView

  • 永山主人公・卓巳役を演じた永山絢斗。 (C)DeView

  • 劇中、コスプレも初体験した田畑智子。「人それぞれ、自分じゃない自分になりたいという思いはあると思います」 (C)DeView

  • オーディションで選ばれて、今回出演が決まった小篠。 (C)DeView

  

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