“エビ中”こと私立恵比寿中学が雑誌『B.L.T　U-17 Vol.24』のB面表紙を飾り、その記念として発売記念お渡し会を9日、福屋書店新宿サブナードにて行った。

　私立恵比寿中学は、“ももいろクローバーZ”の妹分として2009年8月に結成され、“king of 学芸会”の名のもと、キレのないダンスと不安定な歌唱力を武器に、今年5月にDefSTAR RECORDSよりメジャーデビュー。11月21日には、インディーズベストアルバム『エビ中の絶盤ベスト〜おわらない青春〜』を、来年1月16日にはメジャー3rdシングル『梅』を発売予定とノリに乗ったアイドルグループだ。

　そんなエビ中が今回表紙を飾ったのは、『B.L.T　U-17 Vol.24』のB面。17歳以下限定のフレッシュなアイドル＆女優を取り上げ、両面を表紙にしたスタイルのハイクオリティーグラビア誌となっている。

　発売記念お披露目会前に、報道陣の取材に姿を現したエビ中は、それぞれお決まりの出席番号＋キャッチコピー＋名前の自己紹介からスタート。早速撮影時の思い出について聞かれると「夏休み中ですごい暑かった記憶があって、けっこう長袖とかの撮影があって。あと公園の草のあるところでの撮影はすごい虫がいっぱいいたりして、大変だったですけど、楽しかった（瑞季）」と撮影の大変さも告白。大変さといえば、真山りかは「ロケ地の場所がすごいまぶしくて、校長（マネージャー）に“真山もっと目を開けろ”ってすごい怒られちゃって。そのまぶしさと戦いながら頑張りました」と。逆に安本彩花は「（写真で）“カッ”と（目を見開いた）顔をいつもしちゃうので、おすまし系の大人な感じもがんばってみました！」とそれぞれ苦労と楽しさがあったようだ。

　『B.L.T　U-17 Vol.24』内はエビ中インタビューも内容充実。インタビュー内でメンバーから“歌がうまくなった”と言われていた鈴木裕乃と松野莉奈はこれについて「自覚？ は全然ないけど（鈴木）』、『ないよね（松野）』、『言われるとすごいうれしいよね（鈴木）』、「ね！（松野）」と二人顔を合わせて笑顔を見せた。

　そして、11月2日に誕生日を迎えエビ中3rdツアー初日の4日、“ららぽーと柏の葉”で生誕祭を行った星名美怜は、「15歳になってあまり何か変わった感じがしなかったんですけど、今回はたくさんのツアーをやったり、メジャーデビューもして去年よりもっともっと多くの人に生誕祭でお祝いしていただけて、本当にうれしくて。きれいなバラとかでお祝いをしてくれたので、ファンの方をこれからも大事にしていきたいなって思います』と感謝の言葉を述べた。

　さらに来年の意気込みでも「（1月16日発売の）『梅』というシングルなんですけど、梅の歌をたくさんの方に聞いていただいて、“成長したな”って思ってもらえるよう、見守っていただけたらと思うので、ツアーもがんばってオリコン（ランキング）でもいい順位をもらえるよう頑張っていこうと思います！（星名）」とガッツ。具体的には「前回（2ndシングル）6位〜9位目指して7位だったので（廣田あいか）」、「（曲名が）梅だから3位でいいんじゃない？（校長）」、「松竹梅で、上から数えて松（1）竹（2）梅（3）の3番目なので、3位（星名）」と宣言。

　この日“お渡し会”に集まったファンは約1000人。これに対し一同驚き。廣田は「（1000人というのは）初耳なんですけど、すごいうれしいです。お渡し会とかもたくさんの方が会いに来てくださるとすごいうれしいので、（ここで）仲良くなれたらって思います」と廣田らしいコメントを残し、この後約1000人との直接交流を行った。

　なお、現在発売中の『デ☆ビュー』12月号に、エビ中が登場。インタビューが掲載されている。