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2012/06/01 19:49

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「ジャンルなんて関係ねー」エビ中・夙川・宇宙人が異色の対バン!!

ぶっ倒れるほどの全力パフォーマンスで「ロックンローラーと何が違う?」とN'夙川BOYSに言わしめた私立恵比寿中学
ぶっ倒れるほどの全力パフォーマンスで「ロックンローラーと何が違う?」とN'夙川BOYSに言わしめた私立恵比寿中学

 5月23日にメジャー第1弾ミニアルバム「慟哭」をリリースした“宇宙人”が、東京・赤坂BLITZでレコ発ライブ「西向く侍」を開催。ゲストに“N'夙川BOYS”と“私立恵比寿中学”を迎え、異色のスリーマンライブを繰り広げた。

 会場から光が消え暗闇の中からオープニングが流れると、客席から低い歓声が一気に沸き上がった。この日の一番手、“私立恵比寿中学”の登場に会場の熱気はムンムン。1曲目「売れたいエモーション!」が始まると同時にステージから大量の銀テープが発射され、さらに天井からはメンバーと校長の似顔絵が描かれた偽札が撒かれ、早くも会場内は興奮状態となった。

 その後も彼女たちは「ザ・ティッシュ〜とまらない青春〜」「仮契約のシンデレラ」と楽しい学芸会を進行、終始ハイテンションなパフォーマンスを披露。「揚げろ!エビフライ」では会場中でエビフライタオルが舞い、メタル風の「放課後下駄箱ロッケンロールMX」では観客も一斉にMXジャンプ。ファンとの深い絆を見せつけた。

 続く“N'夙川BOYS”は、ミラーボールの光が降り注ぐ中で1曲目「プラネットマジック」を熱唱。その後、映画「スター・ウォーズ」のテーマが突然流れ、観客参加型企画「スター・LOVE・ウォーズ」がスタート。マーヤLOVEの指示のもと、まるでモーゼのように観客が前後ろにまっぷたつ。開かれた空間の中らから出てきたのは、綱引きのロープ……。観客から9名ずつが参加し、“N'夙川BOYS”のリンダdada率いるチームと“宇宙人”のドラマーわだまこと率いるチームが赤坂BLITZで綱引き対決。熱戦の末リンダdadaチームが勝利を収め、負けた“宇宙人”わだチームから負けたときの約束をしていた缶コーヒーが参加者それぞれに贈られ、固い握手で幕を閉じた。

 綱引き大会を終えてマーヤLOVEは「やってみるもんだね〜」とご満悦。ライブに戻ると、「物語はちと?不安定」で会場の興奮は最高潮に。シンノスケboysはギターを弾きながらクラウドサーフしたり、2階によじ登ろうとして落ちたりと縦横無尽に暴れまわった。「舞台から下がるまで笑顔でバイバイしていたエビ中も、袖にはけた途端にぶっ倒れてました。俺はアイドルを観に行ったことはあまりないですけど、ロックンローラーが全力でやってぶっ倒れるのと何が違うんだと思いました」「エビ中の子も言ってたけど、ジャンルなんて関係ねー。言う通りじゃないか」と吠え、アイドルファンとロックファンの心を一つにまとめてみせた。

 そしてトリを務めたのは、この日の主役『宇宙人』。薄暗い照明の中、まずはギターのこまつけんた、ベースのにいやひでひろ、ドラムのわだまことだけがステージに現れ、ミニアルバム「慟哭」のラストを飾るインスト曲「時計」が演奏。3人はプログレのような複雑なフレーズをひたすら演奏し、しばらくしてボーカルのしのさきあさこも登壇するが、彼女はマイクの前でポーズを決めたまま棒立ち。観客はその緊張感に満ちた光景をただただ見守っていた。

 その後「あこがれのネクタイ」「もっともっとインザルーム」「アメーバダンス」といったボーカル曲では、しのさきは歌いながらずっと不思議なハンドサインをしており、時折マイク用ディレイなどの卓上に置かれたエフェクターを操作。最後の曲「家の中以外away」では自分のパートを歌い終わると曲の最中ながらそのまま退場し、MCも一切なく、独自の世界観を貫いたままライブは終了した。

 なお発売中の『デ☆ビュー』7月号の特集『2012上半期新人アーティストファイル』では、この日トリを務めた『宇宙人』も掲載。デビューのきっかけやこれまでの苦労についてコメント。また、『デ☆ビュー』読者へメッセージもあるので、要チェック! 

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