13日、西野カナが自身初となるアリーナツアーを地元「三重県営サンアリーナ」からスタートさせた。同ツアーでは、先月に発売された最新アルバム『Love Place』を引っ提げ、11月23日、24日のさいたまスーパーアリーナ2DAYSのファイナル公演まで、全国6会場9公演を開催。のべ10万人規模にのぼる西野カナ初のアリーナツアーとなっている。

　初日の三重公演では、ニューアルバム『Love Place』の中からアンコール含め、20曲以上を披露。『たとえ どんなに…』をはじめ、『君って』、『SAKURA, I love you？』、『私たち』、『GO FOR IT !!』などの最新シングルはもちろん、地元三重県のことをモチーフに“郷土愛”をうたったバラード『My Place』を熱唱し、三重県のファンを沸かせた。

　ライブのMC中では、来場した約7,000人のファンからの「おかえりー！」という温かい声援に包まれ、西野も思わず「ただいまー！」と答えるなど地元ならではの微笑ましい場面も。

　また、毎回のツアーで見どころの一つとなっているライブ衣装は、ベロア素材、ビジュー、スタッズといった、今年の秋冬のトレンドを豊富に取り入れたラインナップとなっており、目まぐるしく変化していく衣装に注目が集まった。今回、ツアーを彩る衣装は計11パターン。　『FANTASY』歌唱時には、輝くシルバーのスパンコールとボリュームのある豪快な羽がポイントの“ショーガール風コスチューム”を披露し、観客を魅了した。

　そして、アリーナツアー初日を温かく迎えてくれた地元・三重のファンに西野からもサプライズとして、11月7日に発売となるニューシングル『Always』を発表。突然のニューシングル発表とその場での生唄披露に、ファンからは歓喜の声があがった。

　ニューシングル『Always』はこれまで西野が歌ってきた「Love」とはさらに視野を広げた大きな“愛”をテーマにした唄。家族・友人・恋人など、全ての人への愛と感謝を歌った温かく壮大なバラードとなっている。11月7日のCD発売に先駆け、17日からは着うた先行配信リリースがスタート。

　また2013年1月からは面積を広げ、計26公演のホールツアーも決定している西野は、初日三重公演を終えて、「初のアリーナツアーを地元三重県からスタートできたことを本当に嬉しく思っています。来てくれた皆さんに温かく迎えていただいて、故郷の空気を感じながらライブも楽しめました。これから全国を回りますが、この日を楽しみにしてくれている皆さんと一緒に思いっきり素敵な時間を過ごしたいと思います」と語った。

　なお、西野カナが所属するソニー・ミュージックアーティスツ（SMA）では、『ソニー・ミュージック・アーティスツ Little Song Writer Audition コトビキ＋』を開催中。同オーディションの応募要項等の詳細は、現在発売中の月刊デ☆ビュー11月号ほか、WEBデ☆ビュー、モバイルサイト「デビューしようよ」に掲載されている。