テニミュ青学メンバー11人が卒業「卒業メンバー11人でリョーマの背中を押してあげたい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2012/07/19 20:01

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テニミュ青学メンバー11人が卒業「卒業メンバー11人でリョーマの背中を押してあげたい」

13日に開幕したミュージカル『テニスの王子様 2ndシーズン 青学vs立海』 (C)ORICON DD inc.
13日に開幕したミュージカル『テニスの王子様 2ndシーズン 青学vs立海』 (C)ORICON DD inc.

 人気コミックを舞台化したミュージカル『テニスの王子様 2ndシーズン 青学vs立海』が、7月13日にTOKYO DOME CITY HALLにて開幕。初日公演の直前に行われたゲネプロ後、囲み会見には、主演の小越勇輝と、今回の公演で卒業となる和田琢磨らが出席し、全54公演に向けての意気込みを語った。

 ミュージカル『テニスの王子様』(通称:テニミュ)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた人気マンガ『テニスの王子様』を舞台化した作品で、2003年の春に1stシーズンを上演。同作品では、キャストは“原作キャラクターに近いかどうか”を第一の選考基準として、すべてオーディションによって選出されている。デビュー作となる新人も多く、“若手の登竜門”とも呼ばれており、過去には、城田 優、加藤和樹、斎藤 工、宮野真守、瀬戸康史など、現在活躍中の若手俳優を多数輩出してきた人気シリーズ。今回の公演では、2010年8月から始動した2ndシーズンを支えてきた、青学の部長・手塚国光役の和田琢磨など、主演の越前リョーマ役・小越勇輝を除く、青学メンバー11人が卒業となる。

 今公演では、千葉の強豪“六角中”に勝利し、関東大会決勝へと駒を進めた、テニスの天才少年・越前リョーマ(小越)が所属する青春学園中等部・テニス部(青学)が、“無敗の王者”立海大附属中と対戦。病気のために療養中の部長・幸村のために勝利を誓う副部長・真田(小笠原 健)ら立海メンバーたちとの激闘が繰り広げられる。

 主演の越前リョーマを演じる、小越は「今回はひと公演が長く、そして熱い公演ので、最後まで54公演みんなで全力で頑張っていきたい」と力強く語り、今公演で卒業となる和田琢磨は「僕にとって、今回がテニミュ最後の公演となりますので、最後まで精一杯努めさせて頂きたいと思います」とコメント。今公演から立海キャストとして新たに加わる、立海の副部長・真田を演じる小笠原 健は「立海は今回王者として青学挑みますので、54公演すべて全力で、“青学を叩きのめしにいく”という意気込みで戦いたい」と話し、立海の部長・幸村を演じる神永圭佑は「関東大会決勝という設定。緊迫したシーンの連続。よい緊張感を持ってチーム一丸となって頑張ります」と、それぞれ意気込みを語った。

 東京公演を皮切りに、福岡、大阪、仙台、名古屋を周り、そして東京凱旋と、全54公演ということで、地方公演で楽しみにしていることを聞かれると、和田は「仙台公演は初ですし、テニミュ2ndでは初の東北公演。いろんな意味で重要な公演になるんじゃないかなと。僕の地元も東北ということで、すごくゆかりがある場所なので、楽しみです」と笑顔をみせ、小笠原も「僕は地元が愛知県なので、初めて地元で公演ができるということで、東海地方のみなさんに、パワーとエネルギーを与えられるような、真田弦一郎をお届けできたら」と地元公演への想いを告白。

 今回の公演で、越前リョーマを演じる小越を残して、青学メンバー11人が卒業となることに対して、和田は「彼はすごくいろんなものを背負うことになると思うけど、それは、まったく逆で。僕らが彼の背中を押してあげるというか、卒業するメンバー11人で、彼の背中を押して12人で越前リョーマを演じるつもりで、彼にはがんばっていただきたいなと」と話し、小越に「泣くなよ!?」と語りかけると、小越は「泣かないし!!(笑)」と余裕の笑顔(?)を見せた。

 和田に対して、立海の小笠原は「座長(小越)を支える部長としての存在感であったり、稽古での姿勢など、和田琢磨という男の背中をずっと見てきた。これから青学メンバーが卒業するにあたって、僕ら立海が勇輝を、越前リョーマをサポートしていかないといけない立場になってくるので、引渡しなどもしっかり僕らが務めていかないといけないなと。僕らなりに全力で、戦っていきたいです」と心強い言葉が飛び、神永からは「部長同士ということで、和田さんはあまり“言う”タイプではないけど、どれだけ背中でみんなをひっぱっていけるか、行動にうつしてみんながついてくるっていうところを見習って、部長として何事も一番に積極的にやっていけたらいいな」とコメント。

 それに対して、小越は「僕、別に何もないんですけど……(笑)」とコメント。すると和田が「何もないのかよ! ちょっとぐらいあるでしょ?(笑)」とすかざすツッコミ、報道陣も大爆笑。改めて、小越は「卒業というのをそこまで考えてるわけではないし、実感もいまいち湧いてない」と今の正直な気持ちを話し、「最後までみんなで頑張って楽しくできたらなって思ってますが、この公演が終わったら、残りの11人は卒業になるので、その11人の気持ちを背負って、さらに次に向けて頑張っていけたらと思います」と語り、会見を締めた。

 なお、8月1日発売の『デ☆ビュー』では、小越勇輝×吉田大輝(六角・葵 剣太郎)×原嶋元久(立海・切原赤也)のテニミュ対談インタビューを掲載。また、立海・丸井ブン太役の安川純平のインタビューも掲載。

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