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2012/07/09 11:41
ちょっと“大人っぽさ”漂う℃-ute鈴木愛理の最新写真集。そのベースに流れる驚きのストーリーとは!?
アイドルグループ・℃-uteの鈴木愛理が1年ぶりのソロ写真集『この風が好き』を発売。その記念イベントを8日、東京・福家書店新宿サブナード店で開催した。今年高校3年生、これまでの作品よりもちょっと大人っぽさの漂う本作では、テーマとして、ちょっと驚きのストーリーがベースになっていた。
先月発売された鈴木の最新写真集『この風が好き』。今回は企画段階から本人が参加し、テーマ性をもって撮影を展開。特にお気に入りは、初めて経験した焼き物で「生まれて初めて、ろくろを回しました!」と話す。
今回は、鈴木が高校生になって発売された写真集『登校日』『巡る春』に続く“3部作”的意味合い作品。「よく見ると、物語がつながっている部分もあったり…。この3作で鈴木愛理の高校時代のの成長を見てもらえると思います」と話す。前作よりも大人っぽい表情を見せているカットも多い。
撮影は九州で行われた。「私にとって、九州といえば、福岡のもつ鍋」と話す鈴木、「初日にたっぷりもつ鍋をいただいて、幸せでした! コラーゲンを摂って、お肌ぷるんっぷるんっで撮影に臨むことができました!」と元気に話す。
また、いつもよりちょっと大人っぽい雰囲気の水着姿も披露。「今までは白とか明るい色の水着が多かったのですが、今回は落ち着いた色の水着を着ています」
そして、この写真集にはベースになるストーリーがあるとのこと。それは「自分の父親の事業が倒産して、母親の実家の九州に来ている女の子という設定です(笑)」とちょっと驚きの内容。九州で撮影したパートでは、それゆえ憂いと強さをたたえた表情になっているのだろうか。
ところで、鈴木の実の父親といえば、プロゴルファーの鈴木亨氏。“倒産”どころか、現役バリバリで活躍するベテランプレーヤーだが、「でも父はいつも本番に弱いと言ってて、私のコンサートを観てくれた時に、『(本番で力を発揮できて)すごいね』と感心されます」と笑う。「私も母もすごくポジティブなほうなので、いつも二人で父親を励ましています(笑)」
そんな両親から、今年6月に鈴木の芸能活動10周年の記念にもらったという時計が、一番の宝物だという。「私はコンサートで、父がトーナメントに出ていて、顔を合わせる機会が少ない時期もあるけど、会える機会は大事にしたいです」と微笑む。
この10年を振り返って「この10年は、長かったような、あっという間だったような」という鈴木。これからの目標としては「10年後といえば三十路間近という感じですよね(笑)。これまでは与えられた楽曲を表現してきたけど、いつかは自分でものを作って発信していくこともできれば…」と目を輝かせた。
鈴木愛理の写真集『この風が好き』はワニブックスより発売中。2800円(税別)。また℃-uteとBerryz工房によるコラボシングル『超HAPPY SONG』が発売中。