ニュース
2012/07/03 18:01
きゃりぱみゅの武道館公演が決定。キッズダンサーオーディションを開催
初全国ツアー『ぱみゅぱみゅレボリューション』を無事に終えたばかりの“きゃりーぱみゅぱみゅ”(きゃりー)。そんな“きゃりー”が、11月6日に日本武道館で初の単独公演を行うことを発表。また、同公演で“きゃりー”と一緒に踊る『キッズダンサーオーディション』を開催することが決定した。
中田ヤスタカ(capsule)プロデュースにより、昨年夏にアーティストデビューを飾った“きゃりーぱみゅぱみゅ”(きゃりー)。破竹の勢いで快進撃を続けている“きゃりー”が、先月発売された『ぱみゅぱみゅレボリューション』を引っ提げ、初のワンマンツアーを開催。『ぱみゅぱみゅレボリューションツアー』と題された同ライブは、2日の渋谷AXにて行われたファイナルライブをもって、無事終了となった。
同ライブは7都市9公演で実施され、約1万人を動員。アルバムのテーマである遊園地“ぱみゅぱみゅランド”を意識してつくられたセットは、今回のライブのために制作され、ステージにはブルーとピンクの(“きゃりー”いわく)狂ったうさぎのオブジェが2体、センターには大きなシルクハットの階段、カラフルなおもちゃばこが散りばめられ、きゃりーワールドを見事に再現した。このセットはPVの美術も担当している増田セバスチャンによる渾身のセットだったという。
2日に行われたファイナルライブでは、その“ぱみゅぱみゅランド”の団長に扮した“きゃりー”が登場。大きなスパンコールがあしらわれた黒のパンツに、お腹にはパンダのぬいぐるみをつけた団長風な衣装で現れると、「こんにちは、きゃりーぱみゅぱみゅです!平日なのにこんなにたくさん集まってくれてありがとう!きょうはたくさん歌おうと思います!」と挨拶。待っていた会場のファンからは悲鳴が上がるほど、会場は一気に盛り上がったという。
『CANDY CANDY』など数曲の歌唱の後、きゃりーダンサーがキレのよいダンスパートを披露。「衣装はド派手なものにしたかったんです」との言葉通り、いつか大きな会場でライブするときに妖精となってみんなに粉をまきたいと思う気持ちから制作された羽根のついた天使風のかわいらしい衣装にチェンジ。幾重にも重ねたフリルをゆらしながら登場した瞬間、観客から「かわいい!!」と歓声が上がった。
合間のMCでは、数日後にフランスで行われる『JAPAN EXPO』参加することから、海外での思い出を語った“きゃりー”。昨年12月にアメリカのロサンゼルスに行ったとき、「きゃりーちゃんが世界のアーティストの中で一番好き」という日本語のメッセージを受け取って感動したという海外での秘話を明かした。
その後、再びダンサーパートを挟み、今度はカラフルなポンポンがたくさんついた衣装で登場。デビューミニアルバムに収録されている『PONPONPON』をはじめ、セカンドシングルの『CANDY CANDY』、CMでおなじみとなっている『きゃりーANAN』、Capsuleのカバーなど全17曲を披露した。
アンコールでは初のワンマンツアーラストということもあり、「デビューしてまだ1年もたってなくて、お客さんがきてくれるのか不安でした。でもきゃりーキッズダンサー、スタッフさん、capsuleの中田さん、増田さん、そしてファンのみなさんがいてくれて無事にツアーラストを迎えることができました」とツアーラストの想いが溢れ号泣。また、「皆さんのおかげで武道館公演もきまりました!本当にありがとうございます」と武道館公演を行うことを発表した。
同公演について“きゃりー”は、「きゃりーぱみゅぱみゅワールド全開のすてきな世界へみなさまをご招待できるように今から企画をたっぷり考えてます!遊園地へ行ったようなドキドキ、わくわく感たっぷりなライブにしたいと思っているので楽しみにしていてくださいね!」と意気込みを語った。
また、同公演で“きゃりー”と一緒に踊る『キッズダンサーオーディション』を開催することも発表。同オーディションの合格者は、“きゃりー”ダンサーのメンバーとしての活動はもちろん武道館の舞台にも立てるというキッズダンサーにとって大きなチャンスとなる企画がスタートする。