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2012/06/13 12:31
『コクリコ坂から』のDVD発売CMに前田敦子が出演。「ジブリ作品を見るたび、相手の男の子が好きになってしまいます」
脚本・宮崎駿、監督・宮崎吾朗という親子タッグで、昨年話題となったスタジオジブリの映画『コクリコ坂から』。20日、同映画のDVD&Blu-rayが“ジブリがいっぱいCOLLECTION”最新作として発売。また、13日より放送が開始する同DVDの発売告知CMには、卒業を間近に控えたAKB48・前田敦子のほか、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏、お笑い芸人の土田晃之が出演し、『コクリコ坂から』について熱く語っている。
2011年の邦画興行収入No.1ヒットを記録した映画『コクリコ坂から』は、ヒロイン・小松崎 海(メル)の声を女優の長澤まさみ、風間 俊の声をV6の岡田准一がつとめたことでも注目を集めた。20日、そんな同作のDVD&Blu-ray(ブルーレイ)が20日に発売される。今回、その発売告知CMに、AKB48の前田敦子のほか、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏、お笑い芸人の土田晃之が出演。13日より、それぞれが『コクリコ坂から』への思いを本音で語るという3種類のCMが放送される。
大のジブリファンであり、芯が強く凛としたイメージが当時の人々の生き方とぴったり重なるという事でCMへの起用が決まったという前田は、「え?私でいいんですか?という感じで素直にうれしかったし夢みたいでした」と感激した様子。一番好きな、海が俊に告白するシーンでは、「(当時は)携帯もなく連絡手段が少ない時代。心と心のつながりがすごく深くてステキだなと思いますし、羨ましいです」と語り、改めて“気持ちを伝えることの大切さ”を知ったという。
また、映画の舞台である1963年当時10歳だった落合氏。チームを束ね、何度となく優勝に導いた落合氏は、カルチェラタン存続の為に熱弁を振るう俊たちを見て、「(昔は)理路整然に説明をして、人が人を説き伏せていた。今はそれをしないで好き勝手にやっている人たちがいっぱいいる」と、チームをまとめてきた監督ならではの視点でコメント。
そしてブルーレイのクオリティの高さを詳しく知る土田は、CMで意外にも生徒会長の水沼に注目し、彼の立ち姿を「ジブリ立ち(だち)」と命名。同CMについて、アニメ・漫画好きな彼ならではのユーモアのある表現で水沼というキャラクターについて熱く語っている。
最後に前田は、ジブリアニメについて、「ジブリ作品を見るたび、ヒロインの女の子の目線になって一緒に相手の男の子の事を好きになってしまうんです。みんな爽やかだし、ステキじゃないですか…。(『コクリコ坂から』の)海ちゃんみたいな女の子と私はかけ離れているかも知れませんがステキだなと思うし、そういう女の子を演じてみたいです」と声優への関心を示した。