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2012/05/16 13:34
映画『リアル鬼ごっこ』主演俳優が本音トーク
映画『リアル鬼ごっこ』新三部作の公開を記念して、5月12日(土)にお台場・東京カルチャーカルチャーにて、パート3、4、5で主演を務めた山崎賢人、荒井敦史(D2)、井上正大と安里麻里監督がトークイベントを実施し、会場近くの“水の広場公園”を舞台に、iPhoneアプリを利用した“お台場リアル鬼ごっこ”を開催した。
同作品は、山田悠介の『リアル鬼ごっこ』を原作とし、1作目(08年公開)、2作目(10年公開)では、王様の命令で全国の“佐藤さん”がターゲットとなり、鬼が追い詰め、映画・DVDともに大ヒットを記録。今回の新三部作では、1作目、2作目の舞台となったパラレルワールドから離れ、原点回帰し、また新たな世界で「鬼ごっこ」を繰り広げる。今回は全国の“B型”をターゲットとし、同時期の3日間を、公立高校、私立の女子校、製薬会社の3ヵ所を舞台に描かれる。
パート3で主人公・スグルを演じた山崎は「パート3は友情をテーマにした作品なんですが、3、4、5通じてアクションがすごいことになっているので、そこに注目して観て頂けたら嬉しいです」と映画をアピール。パート4で女子校に紛れ込むマサハル役の荒井は「今回の役柄的には、ポスターの全体の中で金色(役柄が金髪)を担当してます……ここ、笑うところですよ?(笑)」としょっぱなからジョークを飛ばし、笑いを誘った。パート5で寝癖がトレードマークのダメ社員・大地を演じた井上は「ダメ社員を演じているんですが、想いが強ければ、ダメ社員じゃなくなるんだよ!ってことを感じて欲しい」とコメント。
アクションシーンが見どころだという今作だが、井上は「撮影前に、『アクションシーンが多い』って聞かされていて、元々テコンドーをちょっとやっていたりもしていたので、“どんなアクションがあるんだろう?”って、わくわくしながら、台本読んだら、僕、体当たりしかないんですよ。もう、びっくりして……(笑)」と苦笑い。荒井から「アクションをやりたいからなのか、撮影でやらないのに、現場でずっと鬼役の人たちにアクションを習ってたよね?」と言われると、「めちゃくちゃ柔軟したり、脚あげたりとか、回し蹴りの練習したあとに、体当たりだけっていう……。この2人がすごく羨ましかった」と本音を告白。
映画の中では鬼に追い込まれる役どころだが、山崎は「撮影中の鬼はすごい怖かったけど、お面を取るとすごく優しかったんですよね」と撮影を振り返り、荒井は「撮影で一番面白かったのは、まーくん(井上)が、いつも寝癖がある役なんだけど、それよりも本当に朝来たときのリアルな寝癖がハンパなくて(笑)。むしろ役の寝癖の方が綺麗で、メイク終わった後『あれ? むしろ寝癖直ってるよね??』って言ったもんね?」と暴露。当の井上も「メイクさんは、いつも僕の寝癖を治してから、撮影用の寝癖を作るんですけど、それがいつも大変そうで……。『髪セッティングするの、誰が一番大変ですか?』って聞いたら、『お前だけだよ!』って言われました(笑)。メイクさんすみませんでした」と懺悔した。
今回、主演を務めた3人とは初仕事だったという監督からは「山崎くんは、すごく真摯に臨む人だなと。自分が出ているシーンだけでなく、自分が出ていないシーンでも“こうした方がいいんじゃないか?”とか提案をしてくれたり、役者以上の存在で、すごく助けられました。荒井くんは、いつもこうやっておちゃらけていて、なんかずっと喋ってる人だなって(笑)。でも、集中力というか、役への入り方はすごい。『ヨーイ』って言ったら、0.1秒くらいでガラっと変わる。感動しましたね。井上さんは、寝癖をつけて演じなければならないんですけど、現場でお会いしたときに、猫背で誰かわからなかった。“元々こういう人?”っていうくらい、現場では役に入ってくれてました」とそれぞれを絶賛され、3人とも照れ笑いするひと幕も。
映画『リアル鬼ごっこ』新三部作は、5/12(土)よりパート3、5/19(土)よりパート4、5/26(土)よりパート5が、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて、3週連続公開&同時VOD配信。
なお、荒井敦史が所属するワタナベエンターテインメントでは、小学生~大学生の男のコを募集する『ミスターキャンパスNO1オーディション』と、『フレッシュガールズオーディション』、『キッズオーディション』の3部門でオーディションを実施中。また現在発売中の『デ☆ビュー』6月号からD-BOYS連載にD2が加わり、パワーアップ。リニューアル第1回目は、柳下大、牧田哲也、阿久津愼太郎が登場。さらに、D2・三津谷亮のインタビューも掲載中。