アイドルデビュー目指して、日々歌やダンスなどのトレーニングに励む、ハロー!プロジェクトの研修生たち。先月31日には、発表会ライブ『3月の生タマゴShow!』を開催、日ごろのレッスンの成果を発表した。公演を終えた研修生のメンバー5人がwebデ☆ビューのインタビューに答え、今後の目標などを語った。

　今回の研修生公演で注目されたのは、昨年スマイレージのサブメンバーとして合格、活動を開始するものの、病気のために休養を余儀なくさせられていた小数賀芙由香(こすが・ふゆか、14歳)。この日のステージで研修生として晴れて復帰を果たした。「研修生として初めてのステージ。楽しんでもらえてうれしかったです」とほっとした笑顔で話す。「最初はすごく不安で緊張していましたが、お客さんがみなさんすごくやさしくて……。歌が苦手なのですが、練習の時よりうまく歌えてよかったです！」
　ステージでは『ぁまのじゃく』『夢見る15歳』など、スマイレージの曲も歌ったが「スマイレージさんの歌がすごく好きなので、歌うことになって、嬉しかったです」と元気に語った。

　研修生の中でも、08年に加入し、一番のキャリアを持つ金子りえ(14歳)。今回のステージでは「カッコいい曲、ロックっぽい曲、かわいい曲など幅広い曲を歌ったのですが、一曲一曲もっと表情豊かに見せなければと思いました」と反省点もあったようだが、次に向けて「私は、おとなしく見えてしまうので、もっと元気よく見えるように表現したいです！」と前向きな瞳で語った。

　小学6年生で、最年少メンバーの田口夏実(11歳)は「私は身体が小さいので、後ろの人にも見えるように、大きく動くように心がけています。今回は自分なりにできたかなと思います」と満足した様子で語った。今後は「もっと力強く表現していきたいです!」

「今回が2回目の公演でした」というのは吉橋くるみ( 12歳)。「ステージでは緊張して、笑顔がひきつってしまいました。私は先のことを考えすぎて、目の前のことにつまづいてしまうこともあるので、いろいろ考えて不安にならないように、今やらなければならないことに全力で取り組みたいです」と自己分析した。

　この日の公演で唯一ソロでボーカルをとったのは高木紗友希(14歳)。実は「昨日、急にセットリストが変更になって……」。2人で歌う予定が、1人がインフルエンザで病欠することになり、「1人で歌うことになりました」。高木が歌ったのは、後藤真希のヒット曲『原色GAL 派手に行くべ!』。急にソロになったことから「リハーサルの段階で、不安になったり、緊張しましたが、楽しんだほうがいいと言われて、曲の内容的に、ちょっと“上から目線”気味に、お客さんに楽しんでもらえるように心がけて歌いました」と元気に話す。

　そんな5人の今後の目標については……。
「私は一個一個の目標を達成するのが遅いので、小さい目標から少しずつでも達成していきたいです」(金子)、
「常に笑顔で、また力強い表現ができるように、体力もつけたいです!」(田口)、
「高い音が出せるように、振りが雑にならないように、いろいろと課題を克服していきたいです」(吉橋)、
「一つひとつのことに丁寧に取り組んでいきたいです。自分は低い音が得意と言われているのに、そこを生かせていないので、頑張りたいです」(高木)、
「一歩一歩夢に向かって努力して、すごくかわいいアイドルになれるように頑張りたいです!」(小数賀)と、瞳を輝かせながら、それぞれの思いを語った。

　なお、ハロー!プロジェクトでは随時研修生を募集中。応募資格は小4(9歳)〜中3(15歳)の女性。
その他、オーディションの詳細はwebデ☆ビュー等で掲載している。