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2012/03/30 11:22
モー娘。田中が吹っ飛ばされた!?ドラマ『数学女子学園』ウラ話を披露
先日、最終回を迎えた、ハロー!プロジェクトのアイドルが集結したドラマ『数学女子学園』のムック本「別冊ハロー!チャンネル『数学女子学園』PHOTO BOOK」が発売。それを記念した握手会が、29日、東京・福家書店新宿サブナード店で開催され、キャスト代表として、田中れいな、鞘師里保(以上モーニング娘。)、須藤茉麻(Berryz工房)、吉川友の4人が登場。イベント前の会見では、ドラマの裏話を披露した。
“数学番長”を目指して、次々と現れる校内のライバルたちと数学対決する主人公・ニーナ役を演じた、モー娘。田中。主役を演じるにあたって「最初は緊張しましたが、共演がハローのメンバーだったこともあって、すごく楽しかったです」と笑顔で話す。
普段の会話の中では出身地の博多弁が出ることも多い田中。今回演じたニーナは博多弁で話す役柄ということで、演じやすかったと思いきや、「台本では、普段言わないような言い方もあって、とまどいましたが、相談して、自然な博多弁に変えさせていただきました」と笑う。
番組のクライマックス“数学対決”で、審判役の沙奈を演じたモー娘。鞘師里保は今回がドラマ初体験。「あんまり感情を出さない役だったので難しかったですが、叫ぶところは思い切ってできたり、全部出し切れました」と満足げな表情。
食いしん坊キャラ“おかみさん”こと冬美役の須藤茉麻は、「私は舞台の経験はあったのですが、舞台は全身で表現するのに対して、ドラマは目の表情の芝居要求されるので、そこは難しかったです」
と撮影を振り返る。また「食べるシーンが多く、ほとんど一日で撮ったので、ラーメンを食べた後に、おにぎりを食べたり、大変でした」と、食いしん坊キャラ役ならではのエピソードを披露した。
映画主演の経験もある、彩葉役の吉川友は「映画では、素の自分に近い役柄だったのが、今回はちょっと怖くて、目が鋭い役柄。『目が笑ってない』って、現場でからかわれました」と話す。
今回の現場はハロプロメンバーが大集結ということで、普段顔を合わせる機会が少ないメンバー同士の顔合わせもあったという。普段はソロとして、ハロプロメンバーと別活動が多い吉川は、「田中さんとは話したことがなかったので、たくさん話せてうれしかったです。田中さんは、ステージを見ていてもキラキラしているのに、間近で見て、もっとキラキラしていました」と喜べば、田中は「吉川友ちゃんのことはあまり知らなかったんですけど、おもしろい子だとわかりました。見ていて飽きない!」。
役柄では敵対していた二人。田中は演じながら「心からムカついていましたよ!」とドッキリ発言。
でも「カットの後は、楽しんでいました。友ちゃんはいい意味でお調子者なんだと思いました」
また須藤は「私は子分役のモー娘。9期メンバーと一緒にいることが多かったです。9期の子たちは、
私が待ち時間にほかの仕事をしていると、好奇心旺盛にのぞきこんできたり、なついてくるんです(笑)。
(役柄の)おかみさんとしても、須藤茉麻としてもかわいい妹分でした」と、うれしそうに話す。
鞘師は「撮影の時には、田中さんに遊んでもらって……いや、遊んでじゃなく、お話ししてもらいました(笑)。そのおかげで撮影現場でも心を落ち着かせることができました」と先輩に感謝する。
特に大変に感じたエピソードとして、「11話で、さゆ(道重さゆみ)とサングラスをかけて踊るシーン」というのは田中。「さゆがめっちゃ笑って、NGをたくさん出しました。OKになったカットも、オンエアで観ると声が震えていて、笑いをこらえているのがわかるくらいなんです」。その田中と校内の廊下でレースをするシーンを演じた須藤は「私はれいなちゃんとつかみ合うところもあったのですが、
私、力が強いので、れいなちゃんが吹っ飛んじゃったらどうしようと思いました」と話せば、「実際、結構飛ばされてます(笑)。その場面では『あーっ』て、素の田中れいなの声が出ていますよ」と田中は苦笑いした。
最後に、今回のムック本の見どころについては「ドラマの撮影の合間の写真なので、出演者たちの素の表情がいっぱい出ています!」(田中)、「付録の特大カレンダーはオススメです!」(吉川)とアピールした。
「別冊ハロー!チャンネル『数学女子学園』PHOTO BOOK」は、キッズネット発行、角川グループパブリッシング発売。2300円(税込)。