モト冬樹、野久保直樹、浅利陽介らが出演する、舞台『五線紙の上のジェーン』が6月3日から上演。その製作発表会見が、22日、都内で行われ、キャストらが顔をそろえた。

　この作品は、街の外れの小さな喫茶店を舞台に、街の人々のコミカルなやりとりや、店の奥に埋もれていた一枚の古いレコードから登場した妖精と青年・一馬(野久保)との交流を描いたファンタジー作品だ。

　また「ファンタジーの中に、親子愛の要素もあります」というのは、事業を失敗し、地元に戻ってきた青年・一馬を演じる野久保。「僕の役では、親とどう接して、どう成長していくか、を見てもらいたいです。現実の世界でも起こりうる話です」。

　また“レコードの中の住人”ハマチ役を演じるのは、ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』などで注目された浅利陽介。浅利は「妖精ということでどう役を作っていこうかと今から楽しみです」と話す。

　最後に野久保は「いっぱい笑えて、最後には感動で泣いてもらえる芝居になれば……」と希望を語った。

　劇団たいしゅう小説家10周年記念特別公演『五線紙の上のジェーン』は、6月3日(日)〜10日(日)、東京池袋・あうるすぽっとで上演。出演は、モト冬樹、野久保直樹、渡辺大輔、秋山真太郎(劇団EXILE)、浅利陽介、ジェームス小野田ほか。