アイドルユニット『風男塾（ふだんじゅく）』の初ワンマンライブが24日（金）、渋谷O-EASTにて開催。アニメ『銀河へキックオフ！！』のエンディングテーマ「雨ときどき晴れのち虹」を歌唱することとシングルの5月23日発売、そして初の全国ツアーの開催を発表した。

　開場後すぐに1500名の超満員のファンで埋め尽くされた中、最新シングル「風一揆」からライブがスタート。そして、ユニット「URAREN」（青明寺浦正／流原蓮次）や、メンバー内ユニットによる風男塾初のアコースティック編成での歌唱やダンスパフォーマンスなど今までにない新しい演出を展開。また数回にわたって衣装をチェンジして新衣装も織り交ぜるなど初のワンマンにして一段と華やかにショーアップしたステージを展開した。

　メンバーの瀬斗光黄は「なんと！NHKのアニメ『銀河へキックオフ！！』のエンディングテーマを俺たちが担当することになりました！　今年は紅白に出場するという目標をたてているので今年1年突っ走っていきたいと思います！」とコメント。会場はヒートアップし、本編最後まで一気にステージを駆け抜けた。

　アンコールでは、4月放送開始のサッカーアニメ『銀河へキックオフ！！』（NHK総合）のエンディングテーマに選ばれた新曲のタイトルが「雨ときどき晴れのち虹」であること、そしてシングルが5月23日に発売されることを発表。そして初の全国ツアー『風男塾乱舞TOUR-虹-』の開催も同時に発表した。メンバーの流原が「ツアーもあることやし、みんなと一緒に全国制覇したいと思います！オリコンTOP3くらいですかね」と語ると、新メンバーの雪村は「どうせならてっぺん目指しましょうよ！」と熱い意気込みを見せた。

　また15日発売のコミック『風男塾物語』（集英社）をステージ上で武器屋桃太郎が宣伝していると、同作の漫画家・種村有菜がステージ上にサプライズ登場。メンバー一人一人のために書いたキャラクター色紙をそれぞれプレゼントし、「紅白に出場できたら、メンバーとファンとこの右手にかけて『風男塾物語』をもう一度書きたいと思います！」とサプライズ発言をし会場を大いに盛り上げた。最後には大声援に包まれながら「絆」を歌唱、アンコール含め全16曲にも及ぶ初ワンマンライブを締めくくった。

　なお、月刊デ☆ビュー誌上では中野風女シスターズの原田まりるが、芸能界の仕事に役立つ漫画を紹介・解説していく『MUNGA HUNTER（マンハン）』を好評連載中。3月1日発売の4月号では『風男塾物語』を紹介している。