俳優で歌手の鎌苅健太が、18日、都内で、誕生日記念のファンクラブイベントを開催。サプライズで、親友の俳優・加藤和樹がゲスト出演するなど、大きな盛り上がりを見せた。鎌苅は「本当に最高の28歳の誕生日。スペシャルな一日をみんなと共有できてうれしかった」と感激の表情で語った。

　鎌苅の28歳の誕生日記念『鎌苅健太ファンクラブ　masse ci macce 28th BIRTHDAY EVENT』は、鎌苅による、ちょっとシュールな詩の朗読からスタート。イベントのテーマは「初心にかえる」ということで、担当マネージャーとともにこれまでのファンクラブイベントを振り返ったり、ファンからの質問に答えるなど、ベーシックな内容で構成された。

　鎌苅の過去の雑誌インタビューの名言・迷言をプレイバックするコーナーでは、小学生の頃の初恋のエピソードを披露。小学生の時同じ塾に通っていた女の子と、中学になってから、電車の中で再会した甘酸っぱい思い出を振り返った。

　クライマックスはイベント終盤。サプライズゲストとして、7年来の友人である俳優・加藤和樹が登場、鎌苅の誕生日を祝福した。二人はステージで息の合ったトークを展開。「初対面の時に(鎌苅のほうが年下に見えて)タメ口をきいてしまった」など、加藤がおもしろおかしく語った。さらなるサプライズとして、加藤が鎌苅に宛てた手紙を用意。いつも太陽のように元気な一方で、頑張りすぎてしまう鎌苅を気遣う加藤。そして「昔落ち込んでいた時、話を聞いてくれて救われた。最高の親友であり、ライバルとして、お互い高め合っていこう」とエールを送った。

　イベントのラストでは、鎌苅がラブソング『Anniversary』を熱唱。そしてファンを前に「大好きな人に囲まれて、誕生日を迎えられて幸せです!」と喜びを表した。「仕事を1年休んだり、いろんなことがありました。ずっとおってくれた人も、新しく知ってくれた人もいて、みんながいたから前向きになれました」と感謝の言葉を伝え、「本当に最高の28歳の誕生日でした」と感激の様子で語った。

　なお鎌苅健太がボーカルをつとめるバンド「ココア男。」のラストシングル『軌跡〜Time to go〜』が来月14日に発売される。