アイドルグループ・アイドリング!!!の遠藤舞、外岡えりか、橘ゆりかの3人が、PSP用ゲームソフト『クロヒョウ２ 龍が如く　阿修羅編』にキャバクラ嬢役で出演することが8日、発表された。3人は声だけでなく、本人をフェイスキャプチャーした3DCGのキャラクターとしてもゲーム内に登場するが、遠藤は「実物よりもナイスバディに作っていただけて、“盛って”いただいてありがとうございました（笑）」とゲームのクオリティの高さに感謝した。
　
　人気ゲームシリーズ『龍が如く』の最新作『クロヒョウ２』では、おなじみの東京・神室町に加え、大阪・蒼天堀も新たな舞台として登場。東西の巨大歓楽街で繰り広げられる男たちの喧嘩バトルの最中、ひと時の癒しを与えるのが「キャバクラ」のシーン。今回、アイドリング!!!のメンバーが、最新技術によって本人そっくりのキャラクターとなり、キャバクラ嬢を演じる。

　メンバーの遠藤は役作りについて「キャバ嬢役のイメージ作りに悩みました。コンビニでバイトしたことはあるんですけど、キャバクラはさすがにないので（笑）。でも自分なりの渾身の“いらっしゃいませ”を頑張ったつもりです」と語り、外岡は「収録の時にディレクターさんから“ラブが足りない”って言われて。でも“ドキドキしちゃう”とか言葉で“チュッ”とかなかなか言わない台詞ばっかりだったので、すっごく恥ずかしかった」とその苦労を振り返った。
　
　一方、滋賀県出身の橘は関西弁も披露。「今回は大阪のキャバクラということで、関西弁をしゃべってもいいよってことで、気楽にやらせていただきました。そのほかに『動物モノマネ』が得意で、モノマネの収録もしていただきました。ゲームの中でいつそのモノマネが飛び出すか分からないので、注目してほしいです」とアピール。

　この会見で初めて自分のCGキャラクターと対面した3人。「フェイスキャプチャーをやったとき、ホントに自分の顔の構造がわかるんですよ！それがすごい楽しい体験でした」（外岡）「意外にアゴが出てるんだなとか（笑）」（遠藤）「頬骨が（笑）」（橘）と、最新の技術に感心しきり。そして遠藤は「皆似ててちょっと恥ずかしいですね。でも嬉しいのが、実物よりもナイスバディに作っていただいたことですね。盛っていただいてありがとうございました（笑）」と冗談めかして、クリエイター陣に感謝してみせた。

　また、似ているのは外見だけではなく、「自分たちがホントに好きな食べ物とかを言って、それを取り入れてもらったのでそこも一つの楽しみかな」（外岡）と「リアル好き嫌い」（遠藤）がキャラクターに反映されているそう。ゲーム中、キャバ嬢を落とすには好みを把握していると有利になるようで、「食べ物とか好みがリアルチョイスなので、アイドリング!!!のファン様だったら、ブログ等に載っているメンバーの好きなものがヒントになるかも知れないです」と“攻略法”の一端を公開。では、『実際のアイドリング!!!メンバーを攻略する方法』について質問してみると、「ゲームのなかではキャラクターがハードな感じじゃないですか？　でも、見た目が強そうで怖そうなんだけど、そういう人が優しかったりすると、ギャップでやられちゃうと思います」（遠藤）と3人で盛り上がっていた。

　会見の最後に3人は「ゲーム自体は戦ったり全体に緊迫した雰囲気だと思うんですけど、そのなかでキャバクラに寄っていただいて、私たちに癒されていただければ幸いです」（遠藤）、「ぜひゲームの中で私のハートを撃ってください」（外岡）、「キャバクラ嬢役を演じることは、この後ほとんどないと思うので、『龍が如く』でしか見られないアイドリング!!!の姿をみなさんに見てほしいです」（橘）とそれぞれ新作を待つユーザーに向けてアピールした。
　
　なお、現在アイドリング!!!は5期生メンバーを募集中。1期生の遠藤舞、外岡えりか、3期生の橘ゆりかに続いて、歌、ライブ、テレビ出演にとどまらず、女優や声優など幅広いジャンルでも活動したい人はぜひ応募を。応募要項は現在発売中の月刊デ☆ビュー12月号（オリコン・エンタテインメント刊）および、携帯サイト『デビューしようよ』に掲載中。締切は11月11日（消印有効）なので、興味のある人は早めに応募した方がいいだろう。