新水曜ドラマ『ブルドクター』（7月6日スタート 毎週水曜 夜10時／日テレ系）の製作発表記者会見が27日に行われ、出演の江角マキコ、石原さとみ、稲垣吾郎、志田未来、ブラザートム、大野拓朗、青木綾平（子役）、市毛良枝らが登壇した。

　ドラマ『ブルドクター』は、闇に葬り去られようとしている事件の真相究明に挑む法医学者・大達珠実（おおだて・たまみ／江角マキコ）を主人公にした医療ヒューマンミステリー。今回の作品で初の刑事役、釜津田知佳（かまつだ・ちか）を演じる石原さとみは、「昨日、初めて警察手帳を見せて“警察です”って言った時に、あ、私は刑事の役をやってるんだ！と実感しました。江角さんと毎日一緒に撮影させていただいているんですけど、こんなにも女性をニラんだことが初めてで。でも今は江角さんをニラむことに快感を覚えております」と新鮮な役柄の印象を語った。

　また江角と対立し、石原と交際している役柄の稲垣吾郎も「僕も江角さんのことニラんだんですけど、あまりの目の鋭さに負けてしまいまして、今後大丈夫かな？という感じなんですけど（笑）。普段の自分とは違うようなキャラクターなので、そこも楽しみながら演じられたらと思います」と話を合わせた。

　そして法医学教室の大学院生・藤村春輔役を演じる大野拓朗は「プロデューサーさんによれば、超イケメンなんだけど超ビビリで、超女好きで超甘えん坊で、でも、26年間誰とも付き合ったことがなくて、でも童貞じゃないらしくて、でも愛嬌があって、みんなから愛されるそんなキャラクターだと言われました」とキャラクターについて語り、さらに「女好きでモテたい精神が旺盛で、そんな中でも、学者として大達先生に感化されていって、成長していって、その中で甘えん坊な部分とかがもしかしたら、出てきて、大達先生にどんどん甘えていくのかな〜？」と話を展開し、江角を驚かせた。

　そんな大野が、役作りについて「実生活でも、僕、恋愛禁止をしてまして…。なので、26年間恋人がいないっていう部分で、地のままでいけるところもあります。でも『女好き』っていう部分が大きくかけ離れているので、そういう部分は監督やプロデューサーさんにたくさんアドバイスを頂きながらがんばって行きたいと思います！」と率直に答えると周囲もヒヤヒヤ。そこへ稲垣が「僕もそうなんで」とかぶせると場内は大爆笑に包まれた。

　2010年『キャンパスター★H50withメンズノンノ』でグランプリを受賞してデビューした大野拓朗の、フレッシュな活躍に注目の水曜ドラマ『ブルドクター』は7月6日スタート。