よしもと初の本格的グラビアアイドルユニット・YGA（よしもとグラビアエージェンシー）が18日、新メンバーの加入発表記者会見を品川・よしもとプリンスシアターで開催した。最年少15歳の7期新メンバー加藤萌笑（もえみ）がお披露目され、メンバーとともに初のビキニ姿も披露した。さらに6月29日発売のニューシングル「情熱ヒロイン」が前作を上回るオリコン9位以内を獲得しなかった場合、「メンバー一人が卒業」という仰天公約まで発表した。

　今回お披露目されたのは、メンバー最年少の15歳・神奈川県出身の加藤萌笑。応募するまでYGAのことは知らなかったそうだが、「とあるニュースを見た時、YGAが震災の募金活動をしていて、アイドルの方っていうのは、こんなふう皆に元気や勇気を与えられるんだなって感動しまして。そのときたまたまオーディション雑誌にYGA7期生の募集が載っていて」と偶然のタイミングが応募のきっかけだったという。

　さらに「募集の記事には“アイドル50％、バラエティ50％、合わせて120％”をコンセプトにしていると書いてありました。私の名前は『もえ〜っ』の“萌”に『笑う』と書いて『萌笑（もえみ）』と読むので、まさにこのコンセプトにピッタリだなと思って、日本を元気にしていきたいと思って応募しました」と自分の名前にひっかけて自己アピール。

　この加藤の発言に「なるほどね、でもそんなコンセプトにピッタリな人が入って来ても困るんだわ」と噛みついたのは、94cmのGカップメンバー・櫻井里佳。その理由について、「6月29日にリリースさせていただく「情熱ヒロイン」のカップリングで「10stars☆」という曲があるんですよ。私たちは今まで9人のメンバーで活動していて、10人目のメンバーは、応援して下さっているファンの皆さまですよというメッセージが込められた曲なんで、加藤さんに入られたら「10stars☆」の意味が成立しなくなってしまうんですよ」と主張。

　続けて櫻井が「だから加藤さんが入るということは、誰かが“ところてん方式”で押し出されるということで…」というやいなや、ほかのメンバーから一斉に「りぃちゃん（櫻井）いままでありがとう！」「そのために名乗り出てくれたんでしょう？」の総攻撃。櫻井は「ただでさえエントリーしている『ミス東スポ2012』になれなかったら、マネージャーさんから“アイドル辞めて芸人になれ！”って言われてるので、“卒業”の２文字に戦々恐々としてるんです」と愚痴るしかなかった。

　しかしこのあと櫻井の不安が現実に近づくことに。前作「恋愛ストライカー」はオリコンウィークリーランキングTOP10入りを果たしたが、最新シングル「情熱ヒロイン」ではそれ以上を目指すということで、「目標の9位以内を取れなかった」時の公約をすることに。すると谷侑加子が口を開き「私が考えてきました。…YGAのメンバー一人卒業します!!」と発表。これにはメンバー全員が「エーッ」という悲鳴をあげたが、すぐに「ありがとうりぃちゃん」の拍手へと変った。

　「何笑ってるんですか！　スタッフさんが一番笑ってるっていう（笑）。そうなったら櫻井家総出でCD買いますよ!」と笑うしかない櫻井。果たして「情熱ヒロイン」が9位以内を獲得して、「メンバー人卒業」を免れることが出来るのか、その結果にも注目が集まる。