東芝の「住宅用太陽光発電システム」の新CM発表会見が、14日、東京・品川インターシティホールで行われ、CMキャラクターに起用されたフリーアナウンサーの高島彩が登壇した。昨年末フジテレビを退社し、フリーに。アナウンサーとしてさらに充実した活躍を見せる高島だが、慣れないCM撮影に苦心したことを明かした。

　高島彩出演の東芝「住宅用太陽光発電システム」のCMは、『太陽で暮らしが変わるよ!』という高島の掛け声に始まり、料理を作ったり、ホームパーティーをしたりなど、
太陽エネルギーを利用して、楽しいエコ生活をしている様子を描いている。同社によると「太陽のように明るく、やさしい笑顔」が高島の起用の決め手になった。

　高島自身「『めざましテレビ』に出演している頃から、太陽がのぼることのありがたさにシンパシーを感じていたので」と、今回のCM出演の話はうれしかったという。

　とはいえ、慣れないCM撮影にはかなり苦心したようで「冒頭の『太陽で〜』のセリフがなかなかうまく言えずに、何回も撮り直して、37テイクくらいいきました」と苦笑い。「メッセージを伝える」という意味ではアナウンスもCMも同じだが、気持ちの面ではとまどいがあったそうで、「生放送ならもし間違えてもバレずに進める方法も身につけられたので、生放送のほうが気持ち的に楽です」と笑う。

　また「ナチュラル感を出すのに苦心した」と高島は話すが、実生活でも兄夫婦や甥っ子たちとホームパーティーをしたり、CMと近いシチュエーションがあるとのことで、
スタッフからは「とてもナチュラルだった」と評判だったそう。

　会見ではフジテレビのアナウンサー時代と現在のフリーアナ生活のエピソードも披露。「『めざましテレビ』担当時代はお風呂にゆっくり入る時間すらなかったですが、今は1時間くらいゆっくり湯船につかることもあります」と現在の生活に満足の様子だった。

　会見の最後に高島は、今は「電気を使うこと」「暮らすこと」そして「生きるということ」について改めて考える時期。子どもたちの未来を考えると、自然の力に感謝して共に生きていくという思いは大切にしていきたいです」と思いを伝えた。

　同CMは17日（金）から全国放送される。