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2011/06/07 12:21
氷川きよし、舞台で「銭形平次」役に奮闘中。「人のやさしさを伝えられれば」
歌手・氷川きよしが、今月2日から東京・明治座で舞台『氷川きよし特別公演』に出演中。6日の公演後には、氷川が記者会見に登場。舞台の感想やエピソードなどを披露した。「今回の『銭形平次』は慈悲深いところがあるので、作品を通して『人のやさしさ』を伝えられれば」と意気込みを語った。
今回の公演は、第一部が芝居『銭形平次〜きよしの平次 青春編〜』、そして第二部が『氷川きよしコンサート2011 in 明治座』の二部構成。一部では、若き日の銭形平次が事件を解決する姿を描いた芝居を演じている。
氷川は平次役を演じるにあたって「今回の『銭形平次』は慈悲深いところがあるので、作品を通して『人のやさしさ』を伝えられれば」と話す。舞台に入る前は、ハードスケジュールの中で、台本を覚えるなど準備を進めてきた。「セリフが長くて、説明するセリフも多いので覚えるのが大変でした。周りのみなさんも手伝ってくださって、(コンサートの)司会の西寄(ひがし)さんも、毎朝4時まで覚えるのに付き合っていただいたんですよ。周りの助けがあったから乗り越えられました」と悪戦苦闘の様子を明かした。
また二部のコンサートでは、氷川の代表曲、股旅ものの曲を中心に、新曲『あの娘と野菊と渡し舟』など全16曲を披露した。
今回はセリフ覚えなどで「途中でくじけそうになることもありました。でも実際に舞台に出て、お客さまが盛り上がってくださるのを見たり、拍手をいただくと元気になれます!」と笑顔で語った。
『氷川きよし特別公演』は30日まで、東京・明治座で上演中。また、氷川の最新アルバム『演歌名曲コレクション』も好調だ。
また氷川は雑誌『月刊デ☆ビュー』(オリコン・エンタテインメント刊)で、『氷川きよしFILE』を連載中だ。







