舞台『遙かなる時空の中で2』が、3日、東京・全労災ホール／スペース・ゼロで開幕。初日上演前には、公開ゲネプロが行われ、主演の平田薫らが登場した。

この作品は恋愛アドベンチャーゲームのヒット作が原作。現代の女子高生・花梨が不思議な声に導かれ、「龍神の神子」として、異世界「京」に召還される。帝と院の二つの勢力が争い、悪霊がはびこる「末法の世」と言われ、民衆は希望を失う世の中で、京を救うために、また自身が現代に戻るために、花梨が奮闘する姿を描く。

　主役・花梨を演じた平田薫は、ファッション誌のモデルオーディションをきっかけにデビューし、最近では映画、ドラマ、舞台などで女優として活躍。今回の舞台でも難役を体当たりで演じている。

平田は初日出演後のブログでは、「本番はいつになくあがって、そんな自分にテンパりながらも、楽しく演じさせていただく事ができました」と緊張感を披露。「あと15公演、残りの花梨でいられる時間を一公演ずつ噛み締めながら、精一杯演じていこうとおもいます！」と意気込みを語った。

　舞台『遙かなる時空の中で2』は12日(日)まで全労災ホール／スペース・ゼロで上演中。出演は平田薫、石橋脩平、加藤慶祐ほか。