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2011/05/22 21:54

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寺島咲、ヤンキーセリフは「『ビーバップ』をイメージして…」

映画『ハードライフ』初日舞台挨拶のあと、取材会に登場した(左から)片岡信和、秋本奈緒美、寺島咲、パンチ佐藤。
映画『ハードライフ』初日舞台挨拶のあと、取材会に登場した(左から)片岡信和、秋本奈緒美、寺島咲、パンチ佐藤。

 昨年、ドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』で草なぎ剛の妹・しづ役を演じて注目された女優・寺島咲(20)が、21日、東京・銀座シネパトスで行われた、主演映画『ハードライフ〜紫の青春・恋と喧嘩と特攻服』の初日舞台挨拶に登場。寺島は「キャスト全員が身体を張って演じた作品です」と体当たりの撮影エピソードを語った。

 映画『ハードライフ』は、1990年代に、関東制覇に燃えるレディース『紫優嬢』の総長となり、メディアでも取り上げられるなど人気を得ていたカリスマ少女・すえこの自伝を映画化した作品。
 すえこ役を演じた寺島咲は、黒のストレートヘアが似合う清純派女優。最初演じるにあたって「自分とは遠い世界のことのように感じていました」ととまどいがあったようだが、台本を読んでいるうちに、「すえこは悩みを持ったり、恋をしたり、どこにでもいる普通の女の子なんだなと思えて、感情移入できるようになりました」。そして「現場に入ると、普段言わないようなセリフを言うんですけど、自然に言えるようになりました」という。

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 台本の中にはレディースふうのセリフがたくさん出てくるが、「『よろしく!』というセリフは、私は映画の『ビーバップハイスクール』をイメージして言ったんですけど、実際には微妙に違うらしく、レクチャーしていただきました」。さらに「アクションは初めてで、ケンカのシーンでは難しかったです。自分がパンチするより、殴られるリアクションが難しかった」と、試行錯誤の撮影エピソードを披露した。

 舞台挨拶の最後には「この作品は、青春があったり、恋があったり、いろんな要素がつまっています。中でも特に伝えたいのは『親子の愛情』。今、悩みや挫折感がある人も、観終わった後『これからもやり直せる』と感じてもらえると思います」とアピールした。舞台挨拶には、すえこの恋人役、片岡信和、両親役のパンチ佐藤、秋本奈緒美らが登壇した。

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 映画『ハードライフ〜紫の青春・恋と喧嘩と特攻服』は、現在、シネパトス銀座で公開中。

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