石巻を舞台にした映画『エクレール・お菓子放浪記』が公開初日 | ニュース | Deview-デビュー

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2011/05/21 20:09

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石巻を舞台にした映画『エクレール・お菓子放浪記』が公開初日

映画『エクレール・お菓子放浪記』の初日舞台挨拶に登場した、いしだあゆみ(左から2人目)、、吉井一肇(中央)、早織(右から2人目)。
映画『エクレール・お菓子放浪記』の初日舞台挨拶に登場した、いしだあゆみ(左から2人目)、、吉井一肇(中央)、早織(右から2人目)。

 映画『エクレール・お菓子放浪記』の初日舞台挨拶が、21日、東京・テアトル新宿で行われ、キャストの吉井一肇(子役)、いしだあゆみ、早織らが登壇した。

 映画『エクレール・お菓子放浪記』は宮城県石巻で撮影が行われていた。撮影隊は1ヶ月間石巻に滞在し、市民の協力もあり完成。3月10日には公開を前に東京で完成披露試写会も行われたが、その翌日に未曾有の大震災が起こってしまった。映画のなかでは、震災で流されてしまった宮城の美しい風景も焼き付けられている。

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 この日の舞台挨拶でも、キャスト、スタッフらが撮影でお世話になった宮城県の人々への感謝の気持ちを表した。12歳で映画初主演を果たした吉井は、「宮城県の方々に1ヵ月間支えてもらったので、撮影を頑張れました。映画に映っている美しい風景を見てもらいたいです」としっかりとした口調で語った。また、いしだも「何のお礼もできないですが、美しい風景が映っているこの映画がヒットすれば、宮城県の方も喜んでいただけるのではと思います」と話す。

 また、吉井がいしだから「二人でケンカするシーンは本気でぶつかってきなさい」とアドバイスされて勉強になった話や、「先生役は初めてで緊張しました。教える役は難しかったです」と早織が役を振り返るなど、撮影エピソードもふんだんに披露された。

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 舞台挨拶の最後には、吉井が劇中歌である『お菓子と娘』をアコーディオンの伴奏で歌い上げ、その透明感のある歌声で会場を魅了した。

 映画『エクレール・お菓子放浪記』は、西村滋の自伝的小説が原作。さまざまな出会いと別れを繰り返し、戦中・戦後を必死に生き抜いた少年・アキオの姿を通して、お菓子への憧れを平和への希望へと昇華させた作品となっている。現在、テアトル新宿で公開中。その後順次全国ロードショー。

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  • 映画『エクレール・お菓子放浪記』の初日舞台挨拶に登場した、いしだあゆみ(左から2人目)、、吉井一肇(中央)、早織(右から2人目)。

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