福島県いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」の専属ダンシングチーム・フラガールが、震災復興の願いを込めた慰問公演「フラガール全国きずなキャラバン」を各地の避難所で展開しているが、初の一般向け公演を、5月21日（土）、22日（日）の2日間、東京・新宿高島屋で開催する。10月中の営業再開を目指すスパリゾートハワイアンズが、地域の復興、風評被害の払しょくのため全国へと旅立つ。

　「フラガール全国きずなキャラバン」は、笑顔と元気の輪を全国に広げていくことを目的に開催されている慰問公演。5月3日、いわき市内避難所への慰問公演からスタート。12日には県外へ出て、福島県双葉町の被災者が避難する埼玉県加須市避難所などを訪問してきた。そしてこのたび、初めて一般に向けた公演を東京で開催することとなった。

　スパリゾートハワイアンズのフラガールによる全国公演は、施設の前身である常磐ハワイ
アンセンターのオープン前、1964年以来、46年ぶり。かつて炭鉱と家族を救うために立ち上がった第一期フラガールの精神に習い、現代のフラガールが震災復興を願って笑顔と元気を届けに行く。

　21日は3回、22日は4回のステージを開催するほか、会場では来場者から被災地に向けた“きずな”メッセージの募集や、フラガールとの記念撮影会も行う。いずれも参加は無料。その後、首都圏・東北・北関東地区、さらには西日本地区ほかへの巡回公演を予定している。

■フラガール全国きずなキャラバン
【日時】5月21日（土）(1)13:30〜(2)15:30〜(3)17:00〜
5月22日（日）(1)12:00〜(2)13:30〜(3)15:00〜(4)16:30〜　※各回約30分
【場所】新宿高島屋１階JR口特設会場　
【出演】スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム（フラガール）15名<br>
【内容】フラ＆タヒチアンダンス、“きずな”メッセージ募集、フラガールとの記念撮影
会など