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2011/04/18 12:19
真野恵里菜、サプライズの連続に感涙のバースデーイベント
今月11日に20歳の誕生日を迎えた歌手・真野恵里菜が、16日、横浜BLITZでバースデーイベントを開催した。ハロー!プロジェクトの仲間からの祝福VTRがサプライズで紹介されたり、会場のファン全員が書いた手紙一枚一枚を貼りつけたパネルが披露されるなど、サプライズの連続に、真野は感激の涙を見せた。
この日のイベントでは、まず東日本大震災の犠牲者へのお見舞いのコメントを伝えた真野。そして「このような状況で、今の私にできることは何かと考えたとき、歌うことだと思いました。歌うことで一人でも多くの方々に、笑顔に、元気になってもらいたいです」と思いをこめて語った。
イベントは、昨年発売された2ndアルバムの中でも真野自身特に気に入っているという『Tomorrow』からスタート。『青春のセレナーデ』『Love&Peace=パラダイス』など
ヒット曲を次々と熱唱。合間には、先日初めて選挙に行った話など、真野の20歳の日常や素顔が垣間見られるトークも披露され、アットホームな雰囲気のなか展開した。
「誕生日の深夜0時になる瞬間をどう迎えたか?」との司会者からの問いには「翌朝が5時30分起きのため、11日を迎える前に眠ったので、目覚めたら年をとっていてた感じです」と笑った。
真野がニュースキャスターに扮し、ワイドショースタイルで近況ニュースを紹介するコーナーもあり、ファンイベント開催などのニュースのほか、「真野が共演者の影響で編み物を始めたが1週間で飽きてしまった」「料理に挑戦すると言いだしてから2年間何もしていない」など、スタッフのタレコミ情報も盛り込まれ、場内は盛り上がった。
後半では、同じハロー!プロジェクトで活躍する℃-uteの矢島舞美から、直筆の手紙とお祝いVTRがサプライズで披露された。「悩みがあれば、私なんかでよければ相談してください」という内容に思わず涙ぐんだ真野。さらに、この日会場を訪れた観客全員が書いた手紙一枚一枚を貼りつけたボードがステージに登場。被災した福島からこのイベントに来て、真野の歌を聴いて励まされたというメッセージなど、司会者からいくつかの手紙が読み上げられると、真野の目から涙がぽろぽろとこぼれた。「メールもいいけど、手紙だと文字として書くのは時間がかかるし、みんなの思いがつまっている気がします。あとで一枚一枚読ませていただきます」と感激の様子で語った。
終盤、ヒット曲『元気者で行こう!』を歌い終えた真野は、「もともと元気で盛り上がろうよという曲ですが、“あなたのこと やさしくずっと見てる人がいるはず”“わたしはそう味方よ”などこういう状況の今、歌ってみて本当にステキな歌詞だなと思いました」。
そして「落ち込んだ時に、私の歌を聴いて元気になると聞くと、本当にうれしい! 夢みたいです。歌で同じ気持ちを共有できるのがうれしいです。これからも、みなさんにもっともっとメッセージを歌やお芝居を通じて伝えていきたいです」と感謝の気持ちをこめてファンに語りかけた。
この日のイベントでは、真野の10枚目のシングル『My Days for You』が6月29日に発売されることも発表された。







