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2011/04/16 08:04
“元魔法少女”を演じる注目の17歳・谷内里早「私に“萌え”の要素がなくて…」
青春ファンタジー映画『魔法少女を忘れない』(4月23日公開)でヒロインの“元魔法少女”みらいを演じる女優・谷内里早が、WEBデ☆ビューのインタビューに答え、切なく複雑な背景を持った役柄への想いや、漫画好きの素顔を語った。
「魔法が使えなくなった元魔法少女は、みんなの記憶の中から消えてしまう…」。ある日突然やってきた元魔法少女の妹、彼女を忘れまいとする兄と仲間を中心に、瑞々しく切ない青春ストーリーが展開される映画『魔法少女を忘れない』。ヒロインのみらいを演じたのは、今注目度急上昇の女優・谷内里早だ。
「“魔法界にいた”といっても魔法界の話が映画にまったく出てこないから、本当に想像だなと思って。アニメみたいにキラキラした魔法少女じゃなくて、映画では本当にシンプルに普通の高校生活が描かれていました。でも背景はいろいろと複雑で、お兄ちゃん(高橋龍輝)とは兄妹なんだけど、恋愛感情を持ったり、みんなと仲良くしたいけど、いつか忘れられちゃうっていうのが分かっているし。学校生活の体育の時間やダンスのシーンを本当に楽しんで演じたので、余計に切ないですよね」
WEBサイトで漫画紹介の音声コラムも持つほどの漫画好きという谷内。このようなライトノベルが原作のファンタジックな作品は入りやすいかと思いきや、「初めてお話をいただいたときに、私に“妹萌え”っていうか、“萌え”の要素がないからどうしようと思って。私、漫画が大好きなので、“妹系”とかいっぱい見てきたんですけど、自分にまさかこんな役が来るとは!って思いました(笑)」
そして、「最初に原作の絵を見たとき、みらいは目がクリックリしてて、私はどっちかっていうとツリ目なんで、友達の千花ちゃんのほうなんじゃないかなと思って、何回も確認しました。“私、こっち(千花)じゃないですか?”って。“こっち(みらい)のほうがすぅちゃん(森田涼花)じゃないですか?”って(笑)。私としてはツンデレが好きです。めっちゃかわいいです、ツンデレ」と明かす。
映画『魔法少女を忘れない』をこれから劇場で観る人に向けて谷内は、「青春ものだけどファンタジーだったり、でも本当に現実として考えることがいっぱいつまった作品だと思うんです。記憶は人の中で、どう移っていくものなのかってわからないので、本当に今を、一秒一秒を大切にしてほしいです。若いときには気付かないことだけど、歳を重ねてしまうと、その時代はもう取り戻せないので。この映画で青春を一緒に体感してもらえたらいいなって思います」とアピールした。
映画『魔法少女を忘れない』は、4月23日より池袋テアトルダイヤ他にて全国ロードショー。注目のヒロイン・谷内里早のインタビュー全文は、WEBデ☆ビューのコーナー『GIRLSインタビュー』に2週連続で掲載中。







