メタル・ダンス・ユニット、BABYMETALがワンマンライヴシリーズの最終章『I、D、Z〜LEGEND“Z”』を1日、ZEPP TOKYOで開催した。前回、12月に赤坂BLITZで行われた『I、D、Z 〜LEGEND “D” SU-METAL聖誕祭』からの流れで、SU-METAL（Vo）が、張り付けられた十字架から復活。約2500人の観客を前に新曲『イジメ、ダメ、ゼッタイ』からスタート。ダブルアンコールを含め、計11曲をMC無しで駆け抜けた。

　『ド・キ・ド・キ☆モーニング』や『いいね！』等の人気曲、新曲カップリングの『Catch me if you can』やYUIMETALとMOAMETALのユニット・BLACK BABYMETALによる『おねだり大作戦』、SU-METALのソロ等、8曲を披露し本編は終了。アンコールを待つファンの前に、スクリーンではBABYMETALの活動期限“リミット”を表すかのようなカウントダウンが始まった。そして、聖なる戦いの最終章が始まるとされ、ギターの神、ベースの神、ドラムの神が降臨。生バンドの爆音で、『ヘドバンギャー!!』を１曲入魂！ 力を振り絞ってステージ階段を昇るSU-METALが、頂上のドラを渾身の力で叩き、倒れこむと幕が下りた。

　スクリーンに浮かび上がる“リミット”は遂にゼロに。BABYMETALのロゴも剥がれ落ち、会場は騒然。更なる復活（ダブルアンコール）を信じるファンたちが待つ中、再びカウンターが動き始める。SU-METALの「We are」のコールに会場は「BABYMETAL！」とレスポンス。スクリーンの幕にはキツネのシルエットが映り、幕が下りると神聖・BABYMETALが白装束で登場！『BABYMETAL DEATH』、『イジメ、ダメ、ゼッタイ』を神バンドと共にパフォーマンス。

　今回の「LEGEND “Z”」でゼロから誕生し、ゼロへと向かうことを知らされ、新たな聖戦として、6月30日に東京・NHKホールでワンマンライブが行われることも発表された。