ニュース
2015/06/16 20:50
アイドルダンスに青春をかける女子大生が集合! 大学対抗アイドルコピーダンス日本一決定戦『ユニドル2015』関東予選開幕
大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦『UNIDOL(ユニドル)2015 SUMMER』の関東予選1日目が15日、TSUTAYA O-EASTにて開催された。アイドルダンスを愛する女子大生たちが、8月28日の決勝進出を目指して、日頃の練習の成果と華を競い合った。
『UNIDOL(ユニドル)』とは、早稲田大学、上智大学、明治大学、立教大学、中央大学など、各大学で活動する「アイドルコピーダンスサークル」による、国内唯一の大学対抗コンテスト。大会名は「UNIversity iDOL』に由来。2012年の第1回大会から、年間「SUMMER」「WINTER」の2大会が開催され、今回大会の第6回までにのべ100組以上のユニットが出場し、観客動員も年々規模を拡大している。
『UNIDOL2015 SUMMER』には、関東31チーム、関西14チーム、東海3チーム、九州3チームの合計51チームがエントリー。関東予選から8チーム、関西・東海・九州予選からそれぞれ1チームが決勝への出場権を手にする。「UNIDOL2015 SUMMER」関東予選は2日間にわたって開催され、1日目には13大学16チームが出場、ここから4チームが予選突破となる(2日目16日は15チームから4チーム)。
審査はダンス、表現力、構成、一体感、魅了度の項目で採点。今回は審査員としてコラムニストの岡田康宏氏、UNIDOL出身の振付師・わこ、アイドルユニット「Cheeky Parade」のメンバーが参加。岡田氏は「会場の盛り上がりとの一体感を見たい」といい、Cheeky Paradは審査員としてステージを観るのは初めてといいつつ「同じパフォーマーとして、その“想い”を見たい」と意気込んだ。
各チームのダンスパフォーマンスは、プロのアイドルにも引けをとらないハイレベルなもの。アイドルファンのツボを付いたセットリストや、単なるコピーにとどまらないオリジナルの演出にも工夫が凝らされ、客席を盛り上げる。そしてチキパのメンバーも驚くほど完成度の高い衣装や、個性が光るプロモーションビデオも目を引いた。
アイドルダンスを愛好する女子大生たちのセットリストで、やはり強いのはハロー!プロジェクト系。なかでも℃-uteはこの日登場の16チーム中7チームが踊るなど、その人気は突出している。℃-uteは早くから本人による『踊ってみた』で、そのレベルの高いダンスの魅力を普及してきたが、振りコピ女子たちのハートもガッチリつかんでいることが証明された。
また審査結果発表前には、シークレットゲストとして愛乙女★DOLLが登場。この日の出演はシークレットで伏せられていたため、いつもならライブに駆けつけるファンがいない現場。しかも、プロはだしの大学生アイドルユニットたちの後で、メジャーアイドルとして格上のパフォーマンスを見せつけなくてはいけないという、ハードルが上がりきった状態のステージに登場した7人。しかし、この日の出場チームもコピーしていたアッパーな『High Jump』、キラーチューンの『ビターチョコ・バレンタイン』のダイナミックで華のあるパフォーマンスは、アイドルダンスに目の肥えた観客をも圧倒。最後にはライブ定番曲の『流れ星』で魅了し、一気に多数のフォロワーを獲得してみせた。
会場での一般投票と審査員による審査の結果、1日目の予選を突破したのは、第1位「Candy holic」(大妻女子大学)、第2位「SPH mellmuse」(上智大学)、第3位「ももの神づめ」(早稲田大学)、第4位「ももキュン☆」(早稲田大学)の4チーム。接戦を制した喜びと安堵から涙を流すグループも見受けられた。今後行われる各地区予選の結果を経て、『UNIDOL2015 SUMMER』決勝および敗者復活戦は8月28日、Zepp DiverCity TOKYOにて開催される。アイドルコピーダンスに青春をかける女子大生の夏は始まったばかりだ。