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2021/08/13 18:01

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SKY-HIが手掛けたオーディション『THE FIRST』から7人組グループ「BE:FIRST」誕生 「日本から新しい価値観を提示したい」

(写真左から)SKY-HI、BE:FIRSTのSHUNTO、RYUHEI、JUNON、MANATO、RYOKI、SOTA、LEO。(c)BMSG
(写真左から)SKY-HI、BE:FIRSTのSHUNTO、RYUHEI、JUNON、MANATO、RYOKI、SOTA、LEO。(c)BMSG

 AAAのメンバーでソロアーティストとしても活動するSKY-HI(日高光啓)がオーガナイザーを務めるボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』が13日、ファイナルを迎え、最終候補者10人の中からデビューメンバーの7人が日本テレビ系『スッキリ』(月〜金 前8:00)で発表された。「BE:FIRST」の名を授けられた7人は、番組終了後にメディア向けの会見に臨み、今後の活動における夢を語った。

 SKY-HIは「常にトップを狙う集団でいてほしい」との願いを込め、グループ名を「BE:FIRST」と命名。メンバーは当初から“予定”として発表されていた5人から2人増の7人となり、発表順にソウタ、シュント、マナト、リュウヘイ、ジュノン、リョウキ、レオがデビューを勝ち取った。

 「BE:FIRST」は最終審査の課題曲として、SKY-HIとm-floの☆Takuが作曲した「Shining One」をデビューメンバー7人で新録し、8月16日にプレデビュー曲としてリリース。8月25日に『スッキリ』で初パフォーマンスを行う。なお、最終審査でメンバーに選ばれなかったメンバーも、SKY-HIが立ち上げたマネジメント/レーベル「BMSG」と関わり活動していくことが発表された。

 番組終了後に行われた会見で、SKY-HIは「クオリティファースト、クリエイティブファースト、アーティシズムファーストという意識を持った音楽との距離が近いグループは、今の日本に、東アジアに、世界に絶対に必要であると強く認識するとともに、危機感を感じていたので、それを掲げてオーディションを行った」と『THE FIRST』開催の意図を改めて語る。「“1億円の私財を投じた”と報じてもらったものの、規模としては小さいもの。それでも絶対に旗を揚げることが必要だったし、旗を掲げてみたら才能が集まるはずだと思った」と強い信念を貫いたことを明かした。

 そして「オーディションの最中から、彼らは自分たちで作詞・作曲し、コレオグラフを作り、与えられた曲であっても、ただ覚えて歌うのではなく、音楽を聴いて受け取った感情を聴いてくれる人に届けるというプロセスを何度も繰り返し、基礎練習も含めて1ヵ月の合宿でトレーニングに励み、成長していった。それはオーディションサバイバルというより育成プログラムであったと思う」と総括した。

 「BE:FIRST」のメンバーは、長きにわたったオーディションへの想いをそれぞれに語る。

レオ「オーディションを通じて、たくさんの宝物を得ました。BMSGとして、BE:FIRSTとして、これからも応援して下さる皆さんと、たくさんの宝物を作っていきたいです」

ソウタ「日高さんが掲げてくれたものにすごく惹かれて、そこを目指して頑張ってきました。この7人のなかに、自分がいられることがとても幸せです。そして、いろんな人に向けてたくさんの恩返しをする義務が既にあると思うので、それを成し遂げたいと思います」

リョウキ「THE FIRSTに出会えて、みんなに出会えて、様々な経験を活かしてここまで来れたことに、なによりの感謝を述べたいと思います。そして今ここにいるのは7人ですが、参加者全員の気持ちを背負って、僕たちはこれから行けるところまで羽ばたいていきたいと思います」

マナト「クオリティファースト、クリエイティブファースト、アーティシズムファーストの3つの言葉に惹かれてオーディションに参加しました。合宿では一人のアーティストとして、一人の人間として、これからの人生においても大事なものを学ばせていただきました。これから世界に羽ばたいていけるように頑張りたいと思います」

ジュノン「このオーディションを経て、人としても、ダンスや歌のスキルの面でも成長して、この人生の中で一番濃い経験ができたと感じています。メンバーになることを目標に頑張ってきたんですが、ここで終わりではなくて、このメンバーと一緒にBMSGの一員となって、世界に羽ばたきたいと思います」

リュウヘイ「これまで一人のアーティストとして自分を磨いてきていたのが、今こうしてBE:FIRSTのメンバーとして、グループとして勝ち上がっていくという、新しい自分になれたことがとても嬉しいし、頑張ろうと思えるきっかけになりました」

シュント「THE FIRSTでは多くのことを学ばせていただきました。それとともに自分自身成長を実感することができたので、まだまだここがスタートラインだと思い、もっともっと成長できるように精進していきたいです」

 そんな七人七様のメンバーを見つめながらSKY-HIは「みんながオンリーワンである時代だからこそ、自分たちがナンバーワンだと自信を持って言える人が必要だと思っていました。ナンバーワンであることは、他を蹴落とすのではなく、他の人が別のナンバーワンであることを尊重して、自分のナンバーワンに誇りを持つ。そういったグループであってほしい。いろんな角度のナンバーワンの集合であり、いろんな角度のナンバーワンであり続けることを怠らず。他の人のナンバーワンを愛し続け、愛を振りまいてくれるものになってくれればいい」とメッセージを贈った。

 そしてついにデビューに向けて走り出した7人は、これからの夢について語る。

レオ「自分が歌を始めたきっかけは、祖母の“一言”によって、夢を追いかけようと突き動かされたこと。これからは、僕の音楽を聴いてくれたり活動を観てくれる方にとっての“一言”になるのが目標」

ソウタ「僕はダンサーとして活動していたんですが、人の歌声を感じて踊るのと、自分で音楽を奏でながら、仲間の声を隣で感じながら踊るのとでは、音楽との距離の差って大きいなって感じたんです。音楽の表現者を心の底からカッコいいと思ったし、音楽の素晴らしさを深く感じたので、自分が感じたことを、聴く人に伝えられるような音楽の表現者になりたいと思います」

リョウキ「音楽ファーストを掲げて、聞いてくれる人がいるのであれば、それが誰であろうと、どんな場所であろうと、一生懸命に届けていきたいという気持ちが強いです。自分自身まっすぐな性格なので、愛が溢れているようなパフォーマンスが出来ればいいなと思います。辛いときも楽しいときも、見て下さる方の気持ちを受け止めて、僕たちの気持ちも包み隠さずに、共鳴し合えるようなそんなグループになりたいと思います」

マナト「以前から地元福岡のライブハウスで一人で歌ったり、アーティストのバックダンサーで踊ったりしていたので、ボーイズグループで活動するのが夢だったんです。そのメンバーに選ばれたからには、アリーナやドームでライブをしたいし、その先には海外でライブもしてみたいと思っています。自分たちのグループ、そして事務所がもっともっと大きくなって、音楽業界の最先端になるように頑張りたいです」

ジュノン「自分の名前の由来は、樹木の『樹』に『音』で、“世界の中心の音になる”という意味で親がつけてくれました。その由来の通り、世界の中心で鳴り響く音楽をやる、BE:FIRSTのメンバーの一員でありたいというのが今の夢です」

リュウヘイ「海外のステージに触れてみたいです。海外のトップスターのパフォーマンスに憧れますし、そのステージに立ってみたい。ドーム公演もやってみたいんですが、小さなライブハウスをツアーして、コアな音楽ファンの方と交流をしていくというのも絶対に楽しいだろうなと思います。いろんな人に自分たちの音楽を知ってもらい、僕たちもいろんな人の音楽を知るということを、これからしていきたいです」

シュント「僕自身、音楽に救われた経験があります。常に隣に音楽があって、苦しみを和らげてもらえたり、勇気づけられたりしたので、今度は誰かの勇気になれる言葉を音楽に載せて表現して届けることが夢です」

 最後にSKY-HIは「ただ売れるグループを作って頑張ろうということではなくて、日本から新しい価値観を明確に提示したいと思います。音楽を与えられてそれをなぞるのがアイドルで、ダンス&ボーカルであるというような価値観からの完全なる脱却を、デビュー段階から果たしたい。そういうレーベルなんだと認識されることが自分にとっての夢ですし、それを証明するのはBE:FIRSTの成功にほかならない。心の底から彼らに成功してもらいたいし、ファミリーとしてみんなでいい景色をたくさん見たいなと思っています」と期待を込めて語った。

関連写真

  • (写真左から)SKY-HI、BE:FIRSTのSHUNTO、RYUHEI、JUNON、MANATO、RYOKI、SOTA、LEO。(c)BMSG

  • BE:FIRSTのSHUNTO、RYUHEI、JUNON、MANATO、RYOKI、SOTA、LEO。(c)BMSG

  • BE:FIRSTのSHUNTO、RYUHEI、JUNON、MANATO、RYOKI、SOTA、LEO。(c)BMSG

  

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