芸能プロでマネージャーを務めていた現社長の鷲尾氏が、61年に前身の鷲尾事務所を立ち上げたことが同社の始まり。当時は、後に新派に移籍した菅原謙二、安井昌二、安井の娘で『チャコちゃん』 の愛称で人気になった子役・四方晴美らが所属していた。
その後劇団こまどりから移籍加入した新人女優の香山美子が『銭形平次』の女房・お静役で人気を博し、それによって同社の知名度が一気にアップした。以後、芝居を引き締める渋いバイプレイヤーを中心にマネージメント。

スカウトや業界関係者からの紹介を中心に新人を発掘。また一般応募も随時受け付けている。求められるのは22歳くらいまでの個性的な俳優志望者。有望だと判断した人にのみ連絡をとる。ただしこれまでに採用に至った例はない。

資質、力量や仕事の状況に合わせ、必要なレッスンを施している。