2025年8月新作オリジナルミュージカル『舞姫』(原作:森鷗外)主演・ヒロインオーディション | 概要 | Deview-デビュー

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2024.08.22

2025年8月新作オリジナルミュージカル『舞姫』(原作:森鷗外)主演・ヒロインオーディション

ミュージカル・ユニットWAOでは2025年8月に上演するオリジナル・ミュージカル『舞姫』(原作:森鷗外)の出演者を募集。主人公である太田豊太郎役、ヒロインであるエリス役をオーディションにて決定する。

2017年に旗揚げされたミュージカル・ユニットWAO。これまで3回の劇場公演の他、1本のカフェ公演、2本のYouTubeミュージカル製作を行っている。劇団が標榜するスローガン「新世代のミュージカル」の通り、すべての製作において若手俳優・クリエイターが活躍している。

今回の『舞姫』という作品は、2021年の上演を企画していたが、コロナ禍の影響で実施が叶わず、延期していた作品。今回4年越しの満を持しての上演となる。新しい音楽体験・劇場体験を創出する。

■作品趣旨
2015年、シリア内戦に脅かされた100万人の難民がドイツに押し寄せた。
2020年のコロナ・パンデミックでは、多くの国がその国境を閉ざした。

「オーバー・グローバリズム」と言える国際主義・全球主義の行き詰まりは、そのほつれが様々な形で顕在化している昨今の情勢を見れば明らかであるが、森鷗外の小説『舞姫』が執筆されたのは19世紀末、ナショナリズムが世界中に拡大した時期であり、右傾化・自国民第一主義の席巻する社会という点では、現在地点と非常に似通っている。

『舞姫』の舞台であるドイツ・ベルリンは、その街の象徴として「壁」がある。この壁は誰もが知っているように第二次世界大戦後に東西ドイツ分断のために建設され、1989年、ドイツ統一直前に崩壊した。『舞姫』は壁ができる前の物語であるのと同時に、壁が崩壊した現在につながるベクトルを持っている。ベルリンという街の特異性は、この作品を現代に至るまで名著たらしめている要素の一つである。

今回の上演台本は時代設定を曖昧にし、『舞姫』が描くストーリーラインを克明にする。
また19世紀〜21世紀にベルリンで起きた/起きている事実を混ぜ込むことで、この物語が19世紀末の出来事に留まらない、この右傾化した社会において重要な意味合いを持つことを提示する。

楽曲は時代背景をカバーしながら、現代音楽の手法を用いて、全編をDTMにて制作する。

■募集キャスト
<太田豊太郎(歌かなり多め)>
・10代後半〜30代前半の男性
・演技、歌唱に特に秀でている者。

<エリス(バレエ・コンテの振付多め)>
・10代後半〜20代後半の女性
・演技、歌唱、ダンスに秀でている者。

■劇場・稽古場
劇場… 王子小劇場(仮押さえ中)
稽古場…王子小劇場スタジオ(仮押さえ中)

■クリエイティブ
原作…森鷗外『舞姫』 
脚本・作詞・演出・舞台美術…國武逸郎 
振付…高山和大/岡田玲奈
音楽監督…SOY 
作曲…姫野七弦/マカ・ママレード
歌唱指導…日下麻彩 
照明…松田桂一
舞台監督…宅間脩起

■ギャランティについて
1ステあたり10,000~15,000円で相談。
※一人当たり5ステ出演予定
※金額については応相談

年齢不問
性別不問
締切2024.08.31
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